日本でも話題になっていたNBAの八村塁(Rui Hachimura)選手ですが、本日デビュー戦を迎えました。試合結果とインタビューの模様を英語で紹介します。英語に自信のない方も日本語訳をつけているので、ぜひ視聴してみてくださいね!
八村塁選手とは?
八村選手は富山県出身のバスケットボール選手で身長はなんと203cmと2mの大台を超えています。(さすがNBAプレイヤーですね!)母が日本人、父がアフリカ系のハーフで、日本語も英語も上手に話すバイリンガルです。プロのスポーツ選手でありながら語学も堪能なのはすごいことだと思います。
2019年には日本人で初めてNBAドラフトの1巡目指名を受けたことで有名になりました。ドラフト後はWashington Wizards(ワシントン・ウィザーズ)に入団し、本日2019年7月7日(米国時間7月6日)に初の公式戦出場となりました。今回はそんな八村塁選手の初陣とインタビューの模様をお伝えします!
八村選手初戦の実況動画
八村選手はじめての試合は「New Orleans Pelicans」戦でした。
バスケットボールについて詳しくないあなたのために少し紹介すると、アメリカのバスケットボールリーグはNBAと呼ばれ、30チームがしのぎを削っています。30チームは2つの異なるカンファレンスに属しており、野球のセ・リーグとパ・リーグのように交流戦も含め(NBAでは交流戦という認識ではないですが)それぞれのリーグでのトップ8チームがプレーオフ(野球で言うところのクライマックスシリーズ)を争うという構図です。
八村選手は先述の通り、Washington Wizardsに所属しており、New Orleans Pelicansとはカンファレンスが異なります。そもそもレギュラーシーズンは10月に開始されるので、7月のサマーリーグは野球で言うところのオープン戦のような感覚ですね。(野球でしか例えられなくてすみません…)
とはいえ、ダンクシュートを含む14得点と初出場にしては大活躍だったのではないかと思います。八村選手本人の感想はどうだったのでしょうか。インタビュー動画も見てみましょう!
八村選手の初戦インタビュー動画と英文・和訳
それではお待ちかねのインタビュー動画です。八村選手は高校生まで英語が全くわからなかったということもあり、ブロークンな英語ではありますが、私はバイリンガルすごいなあという目線で見てしまいました。間違いを恐れて伝えないよりも、伝える気持ちがある方がずっとすごいです。
※以下、少し英文におかしな部分もありますが、全てほぼ原文ママで記載しています。
マーチマッドネス(全米大学バスケットボール選手権)でプレーして以来初めて5対5でプレーしたので、私はとても興奮していました。
Nicoleに帰って来れられて、レベルの高い仲間といい活力でプレーできて、しかも勝てたのだから良かったです。
緊張はしていなかったですが、しばらく5on5でプレーしていなかったので心配はしていました。第1ハーフはあまりうまくプレーできませんでしたが、第2ハーフでは特に守備的にも少し攻撃的にもよく働けました。要するとリムプロテクト(ゴール付近の防御)をしなければならないですね。
I think, you know, my strongness, you know, is like I can play both sides, you know, defense and offense, you know, so yeah that's why I think I did.
私の長所は攻撃・守備どちらでもプレーできることだと思っています。だから今日の試合ではそのようにできたと思っています。
精神面で勝つためにということでは、コーチがいつも勝つことを第一に話しますし、私もいい活力をもって試合に臨み、毎試合勝つつもりで一生懸命プレーしています。実際に今日は勝ちましたし、そうやって精神面で勝つための取り組みをしています。
私はただ経験することを楽しんでいます。ワシントンD.C.の人々はとても優しいですし、私は毎日自分の試合での取り組みを向上させようとしています。今はサマーリーグが開催されていますし、コートでたくさんのことに挑戦できるので興奮しています。
まとめ
インタビュー動画はいかがでしたか?八村選手のくせでyou knowやlikeが非常に多いインタビューでしたが、you knowなどはネイティブが回答に詰まった時に多用する非常にポピュラーな表現です。
八村選手自身、日本語での生活が長かったようなので、これから日本で英語を学んで行きたいと思われる方は八村選手のようにまずは自分の思っていることが英語で出てくるようになるところを目指しましょう!