【グリーで学ぶ!英会話&洋楽】グリーシーズン1第5話を解説

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こんにちは、みるです。

今回は海外ドラマ「glee/グリー」のシーズン1第5話の英語&洋楽の解説です。

エイプリル初登場回!グリークラブはどうなるのか注目です。

海外ドラマの解説はこちらにまとまっています。併せてご覧ください。

注意!
海外ドラマ「glee/グリー」の解説記事では、これから作品を見る方に楽しんでいただけるよう、ネタバレしないようにできるだけ配慮しております。ただし、解説をするうえで前後の文章が必要な場合やシチュエーションの説明が必要な場合があります。

シーズン1第5話のあらすじ

star

レイチェル不在のグリークラブ。

なんとか活路を見出そうとするウィルは反則技(?)を思いつきますが...

なんだかエマが心配そうです。

シーズン1第5話の英語の解説

赤枠は語句や文法の解説、青枠は背景知識、緑枠は両方の箇所につけています。

シーズン1 第5話 The Rhodes Not Taken

woman

How come you haven't had any morning sickness?

妊婦を近くで見ているウィルはテリに「つわり」がないことを不思議に思います。
How come you haven't had any morning sickness?
how come~?:どうして〜なの?
morning sickness:(朝の)つわり
現在完了を使うことで「今まで一度も見たことないけど」感がよく出ています。
対訳)どうして君にはつわりがないんだい?
食欲旺盛なテリですが...
Server:Would you like anything else?
Terri:Another piece of grasshopper pie.
Will:What, are you going for the record?
Terri:I'm with child.
grasshopperはバッタ、イナゴの意味もありますが、ここでは「ミント味の」という意味。
バッタのパイじゃなくてよかったです(笑)
grasshopperはもともとペパーミントリキュールをベースとしたカクテルで、名前の由来もバッタに色が似ているからなんだそうです!
go for the record:記録に挑む
対訳)
店員:他になにかいかがですか?
テリ:ミントパイをもう一つ。
ウィル:え?記録にでも挑戦してるの?(そんなに食べるの?)
テリ:子どもがお腹にいるのよ。
college
長めで思いの詰まった一文です。
Maybe if you were able to go to college, you wouldn't, say, end up stuck in this town in a dead-end job living hand-to-mouth with a wife and a kid you never intended to have.
言うまでもなく、全体は仮定法の文ですね。
end up:〜となって(~で)終わる
dead-end job:出世の見込みや将来性のない仕事
hand-to-mouth:その日暮らしの
対訳)
もし大学に行くことができるなら、この町で将来性のない仕事でその日暮らしを持つつもりもなかった妻や子供と一緒にするなんてことにならないかもしれないのになあ。

My Vespa had a flat.

車やバイクなどをお持ちの方が使えそうな言い訳(?)です。
Sorry I'm late. My Vespa had a flat.
Vespaはイタリアのバイクメーカーであるピアッジオが製造販売するスクーターの商品名で、スズメバチの意味だそうです。
調べてみたところ可愛らしいルックスのスクーターでした。
have a flat (tyre):タイヤがパンクする
対訳)遅れてごめん、ベスパがパンクして。
first_crush
歌姫エイプリルの思い出に浸るウィルのシーン。若干浸りすぎです。
When she sang, it was mesmerizing.
She was my first crush.
I was a freshman, she was a senior.
mesmerize:魅了させる
ones first crush:初恋
freshman:1年生
senior:学校の最高学年の人(4年制なら4年生)
対訳)
彼女が歌えば、魅了させられたものだよ。
僕の初恋だったんだ。
僕は1年生で、彼女は4年生だった。

Looks like you're doing well for yourself.

ついにエイプリルとの再会したウィル。近況を尋ねます。
April:Can I get you a drink? I just cracked open a fresh box of wine.
Will:This is a great place you have. Looks like you're doing well for yourself.
crack open:瓶の栓を抜く
do well for oneself:(商売などが)成功する、繁盛する
対訳)
エイプリル:飲み物でもいかが?ちょうどワインを開けたところなの。
ウィル:良いお宅だね。君は成功したみたいだね。
shower
何やらエマは災難だったようです。
Had them give me four decontamination showers.
この文の主語は省略されていますがこの「事件」のことだと考えて良さそうですね。
最初のhadが使役動詞のhaveと考えればすっきりします。
contamination:汚染
なので
decontamination:除染
ですね。
対訳)
それで私、病院で4回も除染シャワーを浴びることになったわ。
NyQuil
風邪の諸症状に使われる薬のことで、商品名です。
VICKSブランドのうちの一つですね。
ちなみにその後のpick-me-up元気づけのための飲み物のことです。
薬は正しく使いましょうね!
drunk
エイプリルを信じたいウィルですが...
Will:You see what you can accomplish when you're sober?
April:Sober? I'm rollin' on a fistful of horse tranquilizers.
sober:しらふの、酒を飲んでいない
fistful:一握りの
tranquilizer:精神安定剤
対訳)
ウィル:ほら、しらふだといろんな事ができるってわかったろ?
エイプリル:しらふ?私ウマの精神安定剤を少し飲んでるわよ。
※繰り返しになりますが、薬は正しく使いましょう!

In lieu of flowers please send all donations to a socially conscious charity of your choice.

レイチェルがついに帰ってくる気になりました!
I am returning to Glee Club.
In lieu of flowers please send all donations to a socially conscious charity of your choice.
in lieu of:〜の代わりに
socially conscious:社会を意識した
帰ってきたら花束がもらえると思っているのがレイチェルらしいです(笑)
対訳)
グリークラブに帰ってきたわよ。
花束をくれる代わりにあなたが選んだ社会貢献している慈善団体に寄付してちょうだい。
live
エイプリル、決意の一言です。
I'll, um I'm gonna straighten up.
willと言ってから、am gonnaと言い直しているのも素敵ですね。
straighten up:考えを改めて正しい行動をする
対訳)
私、これから真っ当な生き方をするわ。

Do you think there's a part out there for a washed-up has-been like me?

再起を誓うエイプリルです。
April:Do you think there's a part out there for a washed-up has-been like me?
Will:April, you are not washed-up.
washed-up:完全に失敗した、しくじった
has-been:時代遅れの人
対訳)
エイプリル:私みたいな失敗しちゃった時代遅れの人に役なんてもらえると思う?
ウィル:エイプリル、君は失敗なんかしてないよ。

シーズン1第5話の洋楽の解説

今回取り上げられた曲を紹介します!

今回の曲リスト

love

曲リスト
JourneyーDon't Stop Believin’
Nouvelle VagueーHeart Of Glass
Liza MinnelliーMaybe This Time
Daryl Hall & John OatesーYou Make My Dreams
Liza MinnelliーCabaret
Huey Lewis and the NewsーI Want a New Drug
HeartーAlone
the Psychedelic FursーHeartbreak Beat
Carrie UnderwoodーLast Name
QueenーSomebody to Love

勝手におすすめ!今回の3曲

今回は曲が多かったですね。特に注目してほしい3曲をピックアップしました。

Liza MinnelliーMaybe This Time <Rachel & April>

オリジナルは1972年のアメリカのミュージカル映画、Cabaretです。主演はライザ・ミネリ。
レイチェルとエイプリルの歌唱力が光る1曲。
今度こそ成功してやる!という2人のそれぞれの思いが伝わってきます。
エイプリルが歌った後のみんなの反応が面白いですね。

こちらは、映画「キャバレー」から。

name

Carrie UnderwoodーLast Name <April>

歌詞を見てもらえるとわかるのですが、ちょっとだらしない女性の歌です。
エイプリルに通ずるところがありますよね。
覚えてないlast nameが相手のlast nameだけじゃないところがポイント。

QueenーSomebody to Love <New Directions!>

グリーではQueenのカバーが結構多いのですが、その中でもとてもよくまとまっている一曲です。

邦題は「愛にすべてを」。
自然とQueenのボーカル・フレディ・マーキュリーの孤独感と重ねてしまいますが、
愛する人を見つけたいという気持ちも込められた曲なのではないかと思います。

エイプリルにもNew Directions!のメンバーにも向けた曲なのかなと感じました。

では、オリジナルの歌声をどうぞ。

まとめ

ということで、エイプリル初登場回でした。
彼女が諦めてしまった夢を取り戻し、今の生活から抜け出すことはできるんでしょうか?
エイプリルの今後に注目ですね。

最後までご覧頂きありがとうございました。細々とですが更新を続けていきます!

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