今回は英語のノートの取り方を解説します。英語のノートって文字がアルファベットということもあって少し他の教科とは勝手が違いますよね。どうやって勉強すればいいのかわからないあなたのために私が今まで実践してきた効率的な英語のノートの取り方をご紹介します!
小学生〜中学1年生までの英語ノートの取り方
多くの日本人は小学生〜中学生1年生の間に初めて英語に触れます。この時期は英語学習にとっても非常に重要で、苦手意識がついてしまうと払拭が難しくなります。ノートの取り方だけで解決できる問題ではないですが、ノートで少しでも英語に対するマイナス意識を抑えられたらいいですよね。
<罫線の入ったノートの例>
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上記のサイトにある英語用の罫線入りノートがおすすめです。
なお、小学生の英語教育が2020年度から大きく変わることになっています。下記の記事で詳しく書いているので、こちらもぜひ参考にしてくださいね!
中学生1年〜3年の英語ノートの取り方
中学生は小学生までと違って、教科として文法、リスニング等を学習するようになります。英語が勉強になるわけですね。(2020年度以降は小学生でも英語が教科としてカウントされます。)それでは中学生のノートの取り方について説明していきます。
上図の赤線のように1ページを4つの部分に分けます。英語は主語、動詞、その他修飾部分などに分かれます。文法的にはSVOやSVC、SVMなどと呼ばれるものですね。例えば、「I love you.」という文章があったとすると、ここではI(私)が主語でlove(愛する)が動詞、you(あなたを)が目的語に当たります。それぞれをノートの線で区切られた部分に書くことでこのような英語の文法を覚えやすくなります。中学校では特に「I often play tennis」のような文章ではoftenの位置がわからない生徒が続出します。文法をノートの場所と結びつけて覚えているとoftenの位置で迷うことはありません。
文章が長くなって、「We hope you take this opportunity to use our service.」となった場合は役割で分けて考えましょう。「We/hope/you/take/this opportunity/to use our service.」のようになります。4部分以上に分かれても、ノートは見開きで使えるので、隣のページに書いてしまえばいいです。ちょっと贅沢なノートの使い方になりますが、英語の基礎を身につけるために大切なことです。
高校生以上のノートの取り方
高校生は大学受験に向けて勉強が本格化する時期ですね。高校生になると覚える単語、文法が飛躍的に増えます。ノートのとり方も中学生までと変わります。
画像の通り、英文の部分には文の構造を自分でわかるように書いていきます。いわゆる精読という手法ですが、特に英語ではS(主語)とV(述語)が非常に大切になります。どこがSでVなのかはっきりさせながら読み進めましょう。高校では、関係代名詞や関係副詞なども出てきますが、基本的にこれらは修飾する役割しかありませんよ。
また、分からなかった単語や分かったけど文脈から類推した、思い出すまでに時間がかかった単語などは自分でわかるように色分けして、本文の下に書いておきましょう。これで自分専用の文法解説&単語帳が完成します。苦手な部分はノートを何度も繰り返し読んでから閉じ、頭の中で内容を思い出せるか確認しましょう。
社会人のノートの取り方
社会人は勉強する時間が少ないですよね。短い時間で効率的に勉強するためには、最低限かつ効率的なノートの取り方も重要になってきますよ!
まとめ
今回は英語のノートの取り方について特集しました。私も長年英語を勉強してきて、最初に英語の型を覚えて、徐々に暗記にシフトしていく方法で英語学習に成功したと感じています。ネイティヴやバイリンガル並にはなれなくても、英語ができると周りから認識されるレベルになるのはそんなに難しいことではありません。あなたもノートを効率的に取って英語ができる人になりましょう!!