こんにちは、れんです。
すでにこのブログでも何度か言っていますが、私はTOEICスコア960を取っています。しかし私も学生時代に初めてTOEICを受けたときのスコアは700点台でした。
今考えると勉強も正しくできていなくて、結果がついてこなかったのは当たり前なのですが、この記事を読んでいるあなたには遠回りをしてほしくないので、最短コースでTOEICの点数を上げる方法を伝授できればと考えています。
今回は私のTOEIC点数向上に一番貢献した伝説の参考書、金のフレーズ(通称、金フレ)の紹介を中心にしていきますよ!
TOEICの勉強法自体を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
金のフレーズとは?
金のフレーズはTOEICで満点を過去に数十回は取っているTEX加藤さん著の単語帳です。
参考:TEX加藤さんのブログ
600点レベル・730点レベル・860点レベル・990点レベルの4レベルに分けて構成されており、自分の得点帯に合わせて学習できて効率的です。またTOEICを毎回受験しているTEX加藤さんだからこそ分かるTOEICの頻出単語に絞った学習ができるので、覚える単語にムダがありません。
再版を重ねており、内容もアップデートされているので、新形式への対応もバッチリです!
また、金のフレーズは、TOEICスコア500以上の受験者を念頭に置いて作られています。
簡単なレベルチェックは、朝日出版社公式HPの「TOEIC 基本単語200のファイルはこちら [PDF]→」の先にある基本単語200で行います。このうち100単語以上不明なものがあった場合は、まずは高校レベルの単語帳(英検準2級の単語帳など)で訓練することをおすすめします。
なお、同じ著者の本で「銀のフレーズ」という本もあります。こちらはTOEICで600を目指す人向けに書かれた本になっています。どうしてもTOEIC対策をする必要があるが、金のフレーズは難しいと感じた方はこちらがオススメです。
金のフレーズを使った勉強方法
金のフレーズはTOEICの単語対策に特化された教材です。
時間のないTOEICでは、単語に悩んでいるヒマはありません!
私がおすすめする勉強方法は、TOEIC公式問題集を解く際に分からなかった単語や何となくで推測した単語に丸をつけておいて、後から金フレでチェックするという方法です。詳しい手順は以下の通りです。
その1
TOEIC公式問題集を時間を図って解く。その際にわからない単語に丸をつける。
その2分からなかった単語を金のフレーズでチェックする。
その3単語の意味が1秒で出てくるようになるまで、空き時間を使って金フレで反復チェックする。
TOEICの練習問題は公式問題集を使いましょう。
以下のAmazonなどでかんたんに購入できますが、できれば最新版を購入されることをおすすめします。
本題からズレますが、韓国ではETSがなぜか公式の過去問を販売しています。TOEICは過去問が使い回される傾向にあり、とにかく800〜900点以上の高得点を短期間で狙いたい場合におすすめです。
別記事でまとめていますので、併せてご覧ください。
金のフレーズだけで短期間でスコアアップする方法
TOEICに限らず、試験でよい成績を取るために重要なことってあなたは何だと思いますか?
私は「試験時に、頭の中に問題を解くために必要な知識が入っている」状態になることだと思います。
せっかく苦労して暗記したことを試験前に忘れてしまってもダメですし、どんなにキレイにノートにまとめてもそれが頭の中に入っていないと意味が無いわけです。
必要なのは、短期記憶ではなく、長期記憶ということです!
一般的に長期記憶させるためには、以下のような条件を揃えることが好ましいと考えられています。
・一定量の反復確認
脳は睡眠を取ることで記憶を整理し、大切なことを長期記憶として脳内に強く留めようとします。
単語など長期で記憶しておきたいものは寝る前の学習が効果的です。
しかし、1回覚えて完璧に暗記ができる人はまずいません。だからこそ、毎日反復して確認する必要があります。
1日100単語を覚えて、次の日にはそのほとんどを忘れているかもしれませんが、毎日復習と新しい単語の暗記を繰り返すことで次第に単語が脳内に定着していきます。
またイメージや五感と結びつけて記憶することも重要です。
例えば私の場合、「detour(迂回路)」という英単語をたまたま海外で2回目撃して、その時の光景と結びついて今でも自然と意味が出てくるようになりました。
こんな時に使われる単語なんだ!というのが理屈でなく、実感として分かると非常に暗記がスムーズになります。
金フレにも必ず1単語に1例文がついていますが、少しでも使い方と結びつけて覚えてほしいというTEX加藤さんなりの配慮だと私は感じています。
TOEICはマークシートで選択肢を選ぶ形式のテストです。したがって、金フレで頻出の語彙を抑えるだけで、今まで単語が分からなすぎて読めていなかった部分がクリアになり、得点が大幅に伸びることは多々あります。
単語が分からなければ、英語もただの暗号文と同じですよね。逆に単語さえわかれば多少文法があいまいでも最低限の意味は取れます。
なぜ金のフレーズなのか?
今までこの記事を読まれてきたあなたはなぜ金のフレーズなのかと疑問におもっていませんか?
別に金のフレーズでなくとも、単語帳を買って勉強すれば同じことではないでしょうか?
実は私もそう思っていた時期があり、過去に数冊のTOEIC単語帳を使ってきた経験があります。
しかし、最終的に金のフレーズに落ち着いたのはその圧倒的なクオリティの高さに気づいたからです。
冒頭に金フレの著者TEX加藤さんのブログリンクを載せましたが、TEX加藤さんはほぼ毎回のTOEICを受験して満点を取り、受験直後に受けたTOEICの試験データを記録しています。
溜めたデータを元に、金フレの内容が大幅アップデートされることもしばしばで、常に最新のTOEICに対応しています。また、英単語には1単語に複数の意味がある場合がほとんどですが、「TOEICならこの意味で聞かれる」という選球眼も素晴らしいものがあります。
金のフレーズはTOEIC受験者には必須の1冊だと思います!!
まとめ
今回は「金のフレーズ」という単語帳だけを用いてTOEICスコアを上げる方法について解説しました。
特にリーディングスコアが足りずに点数が伸び悩んでいる方、文脈からの推測に頼って、単語の意味があいまいなままで解いている方にはおすすめの本です。
価格も1000円を下回っていて、コスパも優れた1冊だと思います!
気になるけど怪しいと思われる方は、一度本屋で実物を見てみるのもいいと思いますよ。