【保存版】英語で文章を書く方法。東大過去問もかんたんに解ける

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英語で文章を書くのって大変ですよね。TOEICの受験科目に象徴されるように日本ではなぜかリスニングとリーディングが重視されます。あなたもライティングとスピーンキングが苦手だったりして・・・。今回は日本人向けに英文を書く際のコツと無料ツールを併せてご紹介します。

書く内容を整理しよう!

英語で文章を書くにはまず何を書くか具体的にしておく必要があります。何かものを書く場合、日本語だと突然書き進めても問題ありませんが、英語ではうまく表現できないモノ・コトが出てくるのでうまくいきません。バイリンガルでもない限り日本語と同じレベルの語彙を英語で使えないのが普通です。要するに、みんな英語で書ける内容には制限があるのです。

次の問題をご覧ください。

toudai
出典:東京大学2007年入試問題英語

UFOを見て驚いている女の子と、UFOの本を読んでいる男の子の絵が書いてありますね。実はこれ、東京大学の過去問です。すごく簡単に見えますが、自由英作文は受験問題としても最高難易度とされており、ヨーロッパ留学などでよく用いられるIELTSでもライティングが一番の難関とされています。

では、どうやって英語で文章を書けばいいのでしょうか?

答えは簡単です!
英語で書けるようにかんたんな表現で文章をまとめるように内容を考えてから英語で作文していけばよいのです。それでは次の章で実際に上の例題に取り組んでみましょう。

英語で文章を書いてみよう!

writing

せっかくなので、先ほどの東大の過去問に挑戦しながら、英語で文章を書く際の注意点について学んでいきましょう。

日本語で内容を考えよう

まずは日本語で書く内容を考えます。40〜50語の英語なので、そんなにたくさん書く必要はありません。

書く内容
窓の外でUFOが飛んでいます。女の子はUFOに気づいて、とても驚いています。男の子はUFOについての本を読んでいます。しかし、本に夢中でUFOの存在に気づいていません。

このくらいで十分です。まずはミス無く、英語で書けるように極力かんたんな日本語で考えることを心がけましょう。入試では文法のミスが命取りですからね。ちなみにIELTSやTOEFLなどの上級試験になると文字数も増えて、より難易度の高い表現を自然に使いこなせている方が点数が高くなります。

一文ごと翻訳していく

translate

次は日本語で書いた文章を一文、一文、英語に訳していきましょう。こうすると、より英作文がかんたんに感じられます。

窓の外でUFOが飛んでいます。
A UFO is flying outside of the window.

女の子はUFOに気づいて、とても驚いています。
A girl is so surprised because she finds the UFO.

男の子はUFOについての本を読んでいます。
A boy is reading a book about UFO.

しかし、本に夢中でUFOの存在に気づいていません。
However, he concentrates on the book too much to notice it.

これで37語です。40語に少し足りませんでした。読み返してみると女の子から男の子への主語の入れ替えの部分が少し唐突な展開です。こういうときは文のつながりをなめらかにする接続詞を入れてみましょう。今回は「一方で」を意味する「On the other hand」を入れてみます。

完成した英文訳は以下のようになります。

英文訳
A UFO is flying outside of the window.
A girl is so surprised because she finds the UFO.
On the other hand, a boy is reading a book about UFO.
However, he concentrates on the book too much to notice it.
(41 words)

思ったよりシンプルですよね。あなたも自分で書けるかんたんな日本語に落とし込んでから、英作文を始めてみると意外と楽に書けますよ。

英作文のお助けツールを紹介

tool

上で自力で英作文する際のコツについてまとめてきましたが、そもそも自分で作文しなくてももっと楽に英語に変換できるツールがないのかと考えているあなたに朗報です!英作文のお助けツールがあります。ということで役立ちそうなものから紹介していきます。

Google翻訳

gtrans
Google翻訳は言わずとしれた翻訳サイトですね。アプリも出ています。

翻訳としての制度はまだ完璧とは言えませんが、とりあえず伝わる文章を書くことが目的であれば、十分でしょう。海外旅行時や留学生がホームステイに来たときに最低限コミュニケーションが取れる、そんなツールです。

Lang-8(ランゲート)

Lang-8は自分の英訳をチェックしてもらうことができるSNSです。一方で日本語学習者のために日本語が正しいかどうかをチェックしてあげます。ギブ・アンド・テイク型の相互添削SNSと言えます。無料でネイティブの添削が受けられるというのは大きなサービスです。

まとめ

今回は英語の文章を書く際のコツや無料ツールについてご紹介しました。あなたが受験生であれば、かんたんな日本語で考えてから、かんたんな英語に直すという手順は覚えておきたいテクニックです。また社会人でとにかく英語を書く必要があるあなたも、無料ツールなどを使ってできるだけ自然な英語が書けるように心がけましょう。

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