【英語でドラマフレンズ】フレンズシーズン1第13話を解説

B!

こんにちは、みるです。

今回も引き続きフレンズシーズン1第13話を解説していきます!

今回は仕返ししたりされたりで大混乱!みんな大人なのにある意味すごいです(笑)

フレンズの解説記事はこちらにまとまっていますのであわせてご覧ください。

あらすじをささっとチェック!

さて、今話はどんなお話なんでしょうか?

あらすじ

ある日、些細なことからメンバー内で仕返し合戦が始まってしまう。

一方、ジョーイは父親(ジョセフ・シニア)のある秘密に気づいてしまい、あるべき姿に戻そうと奮闘する。

フィービーは新しい彼氏ロジャーを連れてくる。
精神科医で、人を分析することが得意なロジャーは次々にメンバーの心の闇を言い当てるのだが...

今話の解説

赤枠は語句や文法の解説、青枠は背景知識、緑枠は両方の箇所につけています。

THE ONE WITH THE BOOBIES

フィービーが恋人ロジャーについて説明する台詞
And for a shrink, he's not too shrinky.このfor〜の割には、と訳すとすっきりします。
shrink:<アメリカ英語俗語>(ふざけた言い方で)精神科医
正式な精神科医の言い方はpsychiatrist
対訳)
精神科医にしては、精神科医過ぎないでしょ?
ロジャーの発言に聞き捨てならないチャンドラーは真意を尋ねます。
Whoa, whoa, back up there, sparky.
What did you mean by that?
back up:(話を戻して)確認する
What did you mean by that?はWhat do you mean?とほぼ同じ意味と考えて大丈夫です。
対訳)
おいおい、聞き捨てならないな。
それってどういう意味だよ?

I don't know you from Adam.

ロジャーの鋭い分析が始まります。
I mean, I just met you.
I don't know you from Adam.
Only child, right?
not know a person from Adam:<人を>全然知らない、全く面識がない
only child:一人っ子
対訳)
いや、君には会ったばかりだしさ。
君を深く知っているわけじゃないんだよ。
(でも分かるんだけど、)一人っ子だろ?
ジョーイは父親の秘密を知ってしまい動揺します。
It's like if you woke up one day and found out your dad was leading this double life.
He's like actually some spy working for the CIA.
That'd be cool!
...This blows!
if以下が仮定法になっていますね。
blow:<俗>ひどい、とんでもない、最低だ
ジョーイの混乱ぶりが伝わってくるシーンです。
対訳)
ある日起きたら、親父が二重生活を送ってたことに気づいちゃったって感じ。
親父がCIAのスパイとして働いてたとかさ。
それ、かっこいいな...
いや、最低だ!

Tit for tat

Tit for tat

しっぺ返しのこと。
give tit for tatというと「仕返しをする」という意味になります。
同様の表現では measure for measureがあります。

参考)

英語は繰り返し似たような単語を使って言葉遊びのように言葉を作ることがあります。
tit for tatもその一種と考えて良いでしょう。

sabotage

ロジャーの分析は続きます...
It's conceivable that you sabotaged your marriage so sibling would be less of a failure in the parents' eyes.
conceivable:考えられる、想像できる
sabotage:〜を故意に妨害する
「サボる」のもととなった言葉ですが、英語のsabotageには「怠業」の意味はないのだそうです。
「怠業」を英語で言いたいときは、slowdownなどが使えます。
違いに注意しましょう。
この文中のsoはso that構文のthatが省略されたものと考えるのが自然です。
※soやthatのどちらかが省略されることがあります。
対訳)
君の兄弟(モニカのこと)が親からダメな子だと認識されないように君が結婚を故意に放棄したってことも考えられるよね。
Weebles
1971年に発売されたおもちゃです。
有名なキャッチフレーズは"Weebles wobble, but they don't fall down"というもので、
おきあがりこぼしの要領でマスコットが倒れないようになっています。
ロジャーからの忠告ですが...
Mon, easy on those cookies, okay?
easy on:(飲食の量を)ほどほどに
対訳)
モニカ、クッキーを食べるのはほどほどに。いいね?
ジョーイはお父さんを正そうとがんばります。
Then you gotta come clean with Ma!
gotta:have got to
come clean:真実を話す、白状する
対訳)
それなら母さんにちゃんと白状しなきゃ。
お父さんの姿を見て悩むジョーイ。なんだかかわいそうです。
Joey:
I always figured, when the right one comes along, I'll be able to be a standup guy and go the distance, you know? 
(中略)
Chandler:
When they wanted you to go into your father's pipe-fitting business, did you cave?
Joey:No.
Chandler:No.
You decide to go into the out-of-work actor business.
go the distance:最後までやり抜く
pipe-fitting:配管
cave:<口語>屈する
out-of-work:失業した、仕事がない
対訳)
ジョーイ:自分にあった女が来たらさ、(他の女性に目移りせずに)自立した男になって最後までやり抜けるって思ってたんだよ。
チャンドラー:ご両親がお前に配管工のしごとを継いでほしいって言った時、それに従ったか?
ジョーイ:いいや。
チャンドラー:そう、違うだろ。お前はなかなか仕事がこない役者の世界に飛び込むのを決めたんだ。

For God's sake, Joey!!

ジョーイのお母さんはなんだか怒っているようですね。
Why did you fill your father's head with that garbage about making things right?
Things were fine the way they were!
(中略)
For God's sake, Joey!!
garbage:くだらない考え
the way they were:もとの状態、もとのやり方
for God's sake:後生だから、お願いだから
対訳)
お前はなんでお父さんに正しいことをさせようなんていうばかげたことを吹き込んだんだい?
前のままでうまく行ってたのに!
お願いよ、ジョーイ。
お母さんとジョーイの絆が垣間見える会話です。
Joey's mother:Could I take her?
Joey:With this ring, no contest!
ここでのtakeは「こてんぱんにする」という意味。
いきなり会話が物騒になるのですが、ジョーイもそれに乗っかります。
no contest:争うまでもなく、敵なし
対訳)
ジョーイのお母さん:私、彼女に勝てるかしら?
ジョーイ:この指輪があれば、敵なしだよ。

まとめ

今回は、意地悪な人がいたり、ドタバタ騒いだり、家族のカタチを考えたり...忙しい回でしたね(笑)

仕返しもいいですが、メンバーにはオトナな対応も学んでもらいたいものです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

フレンズの記事はこちらにまとまっていますので、ゆっくり読んでいってください!

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