【高認英語】高卒認定試験の英語の対策&必勝法

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こんにちは、みるです。

今回は、高等学校卒業程度認定試験、いわゆる高卒認定試験・高認の英語の試験対策についてです。

他の科目に比べると難しいとされる「英語」をしっかり対策しましょう。

高卒認定試験の英語の概要

早速内容について確認していきましょう!

英語の試験の形式

まず、気になる試験形式から確認していきましょう。

試験時間は50分、問題は約30問の選択式です。

英作文(ライティング)、リスニング、スピーキングはありません。

大問1〜大問7までさまざまな問題形式があります。

難易度&合格点&合格率

中学校卒業程度の英語が中心で、中学英語が押さえられているとだいぶ得点しやすいです。

また、多様な問題が多いので、ぶっつけ本番よりはやはり何回か過去問を解いておいたほうが安心でしょう。

合格点は40〜50点、合格率は約76%です。

英語の試験問題について

ここからは試験問題について詳しく見ていきます。

大問ごとの詳細

大問1
強勢問題
強調して読むところを選ぶ問題。
話の流れ、話題の中心を掴むことが大事!
日本語での例)
Aさん:明後日、英語のテストなんだっけ?
Bさん:いいや、明日テストがあるんだよ。勉強しなくちゃ。
という会話があったとします。
Bさんの発言「明日テストがあるんだよ」のなかで一番強調されるのはどこでしょう?
というイメージです。
この場合、Aさんの「明後日」という発言を訂正していますから、「明日」の部分が必然的に強調されることになります。
つまり、「相手に一番伝えたい情報が強調される」ということです。
大問2
会話文
場面にあった文を選ぶ問題です。
空所の前後が大ヒントになっていることが多いので、特にその辺りに着目しましょう。
大問3
並び替え
選択肢を並び替えて文を作る問題です。
文型など最低限の文法知識は必要です。
並び替え部分の前に補足の文章があることがありますが、文法知識があればこちらは読まなくても正解にたどり着くことができます。
大問4
意図問題
ある程度の長さの文章を読んでその文章作成意図を答える問題。
接続詞などに注意して、文章の流れを把握できると良いと思います。
大問4辺りから一問あたりで読まなければならない文章量が増えていきます。
大問5
空欄補充
前後の文章と空欄で対比になっていることが多いです。
何と何を比べているのかについて注目してみましょう。
大問6
長文
図表読み取りと長文を合わせた問題です。
情報を必要なところからうまく拾ってつなぎ合わせる作業が必要です。
文章自体は複雑な構文は見られず、ある程度の語彙力・推察力があれば問題ないと思います。
個人的には、大問6が一番情報量が多く難易度が高い問題ではないかと思います。
長文になってくるので集中力が必要です。
大問7
長文
物語文ですので大問6の長文とは性質が異なります。
指示語が誰を指しているのかなど、登場人物を見失わないようにしましょう。
こちらも集中して取り組みたい問題です。

ということで、大問1から大問7までの問題の紹介でした。

説明を見ていただいただけでも、さまざまな種類の問題があることがおわかりいただけたかと思います。

過去問は入手できる?

簡単に入手できます。

早速問題を解いてみたい!という方は文部科学省のページに過去の出題内容が掲載されています。

一旦力試ししたい方はこちらを参照してみてください。「解答・過去問題について」に問題が掲載されています。

著作権などの関係で、最新の問題は解答のみ掲載されている場合もありますので、問題と解答がセットになっているものをチェックしてみてくださいね。

リンク先:文部科学省 高等学校卒業程度認定試験問題 過去実施問題

おすすめの対策

では、具体的にどのように対策していったら良いのでしょうか。

ケース別に見ていきましょう。

過去問を解いてみて合格点以上が得点できた場合

基礎英語は身についているものと思われます。

語彙力に心配があれば、過去問でよくわからなかった単語を調べておくと良いと思います。

また、他の回の過去問を解いておくとさらに安心ですね。

過去問を解いてみて思うように得点できない場合

まずは原因をはっきりさせましょう。

もし単語の意味はわかるのに文章の意味がつかめないのであれば、文法知識が不足しているものと思われます。

その場合は、中学英語の気になるところをやり直しておくのがおすすめです。

中学英語のやり直しには、中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。が個人的におすすめです。


また、中学英語がメインではあるのですが、多少高校英語の知識も必要なので、地道ですがよくわからないところを理解しておくのも大事です。

語彙に関しては、過去問の中に出てきたものを優先で覚えていけばいいと思います。

基礎から始める方におすすめの勉強法
①文法を押さえる
②過去問をもう一度解いてみる
③必要に応じて①②繰り返し
④語彙を広げる

まとめ

今回は高等学校卒業程度認定試験の英語の試験内容や対策についてご紹介しました。

合格を目指してぜひ取り組んでみてください。

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