こんにちは、みるです。
英語学習者の皆様なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
そうです、今回はアルクの通信講座「1000時間ヒアリングマラソン」の評判を検証してみました!
どんなものなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
では、早速「1000時間ヒアリングマラソン」の内容を見ていきましょう!
目次から気になる項目を選択していただくとその部分にジャンプします。
Contents
1000時間ヒアリングマラソンとは
1000時間ヒアリングマラソンと聞くと、皆さんはどんなイメージをお持ちですか?
私は当初、
「ずっと英文をひたすら聴くのかなあ」、
「眠くなっちゃいそうだなあ」
と思っていましたが、そんなことはありませんでした!
1000時間ヒアリングマラソンは、一言で言うなら
「自分のペースで自分の弱点を克服できる」プログラムです。
1000時間ってなんの時間?
まず、タイトルについている1000時間が気になる方が多いと思います。
これはなんの数字なのかというと、アルクが考える「英語を英語のまま理解する」のに必要な時間です。
英語上達への近道は、「日本語を経由しないこと」です。
テストで英文を読み聴きするとき、一旦日本語に直してから理解する方が多いと思います。
でも、日本語で考えるクセが付いてしまうと、実際に自分が話す時に日本語から考えてしまい、スムーズな会話が難しくなってしまいます。
そこで、一定時間の英語学習を自分のペースで続ける=「マラソンする」をコンセプトに作られたシリーズがこの1000時間ヒアリングマラソンです。
具体的には何をすればいいの?
アルクが推奨する1000時間ヒアリングの達成方法は、1年間で1000時間です。
単純計算すると1日約2.7時間。
結構長いと感じる方も多いかと思います。
しかし、これにはいわゆる勉強だけでなく楽しく英語を聴いた時間も含まれます。
例えば、英語の動画やニュース、ラジオ番組、オンライン英会話、海外ドラマなど。
もちろん、単語の勉強や発音練習などもカウントして構いません。
どうですか?少し気が楽になりましたか?
そして、ヒアリングマラソンではメインで使用する教材が2つあります。
・1000時間ヒアリングマラソン マンスリーテキスト(音声付き)
※付属していたCDは、音声に変更になりました。受講者の方は「テストコ」からダウンロードできます。
・ENGLISH JOURNAL(CD1枚付き)
これらの教材は毎月上旬に届くようになっています。
教材が届いたら学習計画を立て、普段の学習と併せてマラソンをしていきます。
この学習計画を立てる時に、自分の伸ばしたい部分、苦手な部分をきちんと把握しておくのが大切です。
特徴と評判・その検証
ここでは、1000時間ヒアリングマラソンの特徴・評判・疑問とそれに対する私の個人的な評価を紹介していきます。
電子版や音声ファイルのダウンロードも可能なので、紙媒体での持ち運びが難しい場合も学習可能なのが◎
すきま時間に学習できると数時間もそれほど苦ではないと思います。
勉強ばかりなのでしょうか?
話題が豊富でいろいろな視点・切り口の英語を学ぶことができます。
英語を使った職業をされている方のインタビューもあり、興味深かったです。
問題を解くところには難易度表示があり、自分のレベルに合わせて選択できるようになっています。また、自分の興味のある分野であれば、少し背伸びして高難易度のものにチャレンジしてみるのも英語上達への近道なのではないでしょうか。
また、ALCOを使うと英文のスピード調節もできます。レベルに応じて活用したいですね。慣れてきたら単語の意味をチェックせずにいきなりリスニングをやってみるなど自分でいくらでも工夫ができる教材だと感じました。
正直、教材の隅から隅までを受講スタートからやり切るのはボリューム的にも難易度的にも大変だと思います。
だからこそ、自分のレベルや苦手なところを把握して、目標にあった学習計画を立てることが教材を一番有効利用できると考えます。
教材は紙媒体として残っているので、たとえ今のレベルではできないところがあったとしても、またあとでやり直すことができます。
全てをやりきろうとせずに、自分に必要なことを意識し、楽しく継続することを優先してはいかがでしょうか。
使用する教材
ここからは1000時間ヒアリングマラソンのメイン教材のマンスリーテキストとENGLISH JOURNALを詳しく見ていきます。
今回は2019年1月号の教材を例にしています。
マンスリーテキスト
マンスリーテキストは、いろいろな学習方法が詰まったテキストになっています。
初心者の方は、まずは難易度が低いものからチャレンジしてみましょう。
単なる英語だけでなく、文化にも触れることができるのが嬉しいですね。
もちろんリスニングが中心なのですが、「自分だったらどう言うか」「今聞いた英文が正確に書き取れるか」「この単語知らなかった!」など4技能を鍛えるのにも役立つコンテンツが満載です。
その教材に合ったSTEPが用意されているので飽きずにポイントを押さえながら学習できます。
文章の中だとどうしてもなんとなく発音できたように感じてしまいますが、単語ベースで発音を確認する機会もまた必要ですね。
これらも含めて学習計画を立てましょう。
書き取った英文を締切までに送り、パーフェクトを目指します。
テキストの中で2ヵ月後に正解が発表されます。
間違えやすいポイントの解説もあるので、自分の解答と見比べて復習しましょう。
成績優秀者には景品もありますよ!
力試しのテストです。
音声を1回だけ聞いて、答えを提出します。
形式としてはTOEICに近いので、練習にもなると感じました。
忙しくても、これだけは必ず提出する!という方も多いようです。
ENGLISH JOURNAL
2019年1月号のENGLISH JOURNALの表紙は、映画『アリー/スター誕生』からレディー・ガガとブラッドリー・クーパーのワンシーンです。素敵ですね。
マンスリーテキストの表紙はシンプルですが、ENGLISH JOURNALはあくまで雑誌なので表紙は素敵な写真ばかりです。2冊のコントラストがまたいいな、と思いました。
さまざまなジャンルの話題や特集が組まれているので、興味のあるものから読み物として取り組んでみてもいいかもしれません。
英語学習の方法を見直したり、英語学習のその先でできることを知ったりできるので、間接的ではあるものの英語を継続して学んでいくうえで役立つコンテンツだと感じました。
インタビュー、エッセイ、ニュースなど異なる種類の英語に触れることができます。スクリプト、内容理解クイズ付きなので、聞きっぱなしでなんとなく「理解したつもり」になるのを避けられますよ。
人気コーナーは、ある「モノ」の自己紹介を聞いて、クイズに答える "Mystery Speakers"。全問正解目指してチャレンジしてみませんか?
巻末には当月の重要単語がまとめられています。日→英、英→日のどちらの方向にも対応しており、例文も載っているので定着しやすい作りになっています。
費用
ここからは気になる費用を見ていきます。
各コースの内容と費用
1000時間ヒアリングマラソンは大きく分けて2つのコースがあります。
受講料(税込) | 1ヵ月あたり | |
12ヵ月コース | ¥54,780 | ¥4,565 |
6ヵ月コース | ¥30,800 | ¥5,133 |
※月額相当は【税込価格÷学習期間】、日額相当は【税込価格÷(学習期間×30日)】で算出しています。(公式の数値です。)
※金額は今後変更となる可能性がありますので、最新の情報をご確認ください。
どちらのコースでも1ヵ月あたり約5000円で受講できます。
いきなり1年はちょっと...という方は6ヵ月コースもあります。
12ヵ月コースはだいぶお得な感じですね。
1000時間ヒアリングマラソン詳細はこちらから!
毎月25日が締切で、それまでに申し込むと翌月9日までに初回の教材が届きます。
おすすめポイント
ここからはおすすめの使い方や1000時間ヒアリングマラソンをおすすめしたい人についてまとめました!
こんな使い方がおすすめ
今回ヒアリングマラソンを体験してみて、以下のような方法がおすすめだと感じました。
●自分の弱点、伸ばしたいところをまず把握
●学習計画をきっちり立てる
※忙しい人は余裕を持った計画を。続けるのが大事。
●自分の好きなコーナーを見つける
●余裕のある時に背伸びしてみる
●自分の弱点を伸ばせるようなリスニング学習法をチョイスする
※マンスリーテキストにシャドーイングなどのインストラクションが掲載されています!
●すきま時間も有効活用する。でも勉強だと思いすぎない。
こんな人におすすめ
以上の点を踏まえて私が1000時間ヒアリングマラソンをおすすめしたい方は以下のような方です。
・いろんな英語を学びたいけど、それがまとまっていたら楽だなあと思う人
・いろいろな世界や業界の話題に興味を持てる人
・1つの教材をじっくりやって、着実にステップアップしたい人
・計画を立てて実行するのが得意な人
まとめ
今回は1000時間ヒアリングマラソンについて紹介しました。
内容が本当に充実しているので、英語にたくさん触れる選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。