【2020年4月4日更新】
みなさんは仕事で海外の商品を注文して自社の住所を書いたり、海外の友人へプレゼントを送るときに英語で住所を書いたりした経験はありませんか。今回はたったの30秒で英語の住所を書く方法を教えます。
日本語住所から英語住所を自動入力
ミス無く簡単なのが、fokaさんがつくられているJuDressという変換サイト。
日本語の住所を日本語入力するだけで自動的に英語の住所に変換してくれます。
はやく簡単に英語住所を入力したい方はこれが一番おすすめです。
操作方法もわかりやすく、まず「郵便番号」を入力して住所検索を押します。あとは「番地・建物名等」を入力して「実用的に変換」を押すだけです。
自動なので稀に間違いもあるかもしれませんが、基本的にはJuDressでほぼ対応可能です。変換後の英語住所は下の白枠の部分に表示されるので、コピペして使いましょう。
英語住所を自分で書く場合
先ほどはJuDressでかんたんに英語住所を書く方法を伝えましたが、例えば仕事場のPCから見ていてアクセス制限でJuDressにつながらない。
あるいは仕事で使うので正しい表記か自分でも確認したいといったようなケースも想定できます。そこで英語の住所を書く場合のポイントにも触れておきます。
Youtubeに説明動画を上げられていた方がいらっしゃったので、貼っておきます。
表記の順番はほぼ逆
英語で住所を書く場合、まず気をつけるのは表記の順番です。
日本語だと、例えば「東京都新宿区東新宿1-2-3」のように大きな項目から小さな項目にかけて表記しますよね。英語住所の場合は真逆で小さな項目から大きな項目の順番で記載します。
ですので、先ほどの例を順番だけ英語表記にすると「1-2-3東新宿新宿区東京都」となります。
英語で住所を表記する場合は国際郵便になることも多いので、郵便番号と国名も最後に添えて書くのが一般的です。
正しく英語表記にすると「1-2-3, Higashi-Shinjyuku, Shinjyuku-ku, Tokyo, 160-0022, Japan」のようになります。(住所は架空のものです。)
英語住所の練習問題
それでは適当な住所を使って変換の練習をしてみましょう。
〒555-5555 大阪府箕面市北王子3-4-5 大阪ビル1012
〒222-2222 青森県青森市赤森町4-5-6 青森ビル2F
(住所はすべて架空のものです。)
できましたか?答えは以下のようになります。
「2-3-4, Chiyoda, Chiyoda-ku, Tokyo, 100-0000, Japan」
「Osaka Bld.1012, 3-4-5, Kita-Oji, Mino-shi, Osaka, 555-5555, Japan」
「Aomori Bld.2F, 4-5-6, Akamori-machi, Aomori-shi, Aomori, 222-2222, Japan」
自分の書きたい住所に置き換えて考えてみてくださいね。
さらに細かいケース
今どきは日本語でも使うことがあまりないケースも含まれていますが、たまに発生する表現についてもご紹介します。
・部屋番号がある場合:「#」をつけて表記します。「111号室」ならば「#111」のように表記します。
・〜様方:「C/O」を使います。「C/O Tanaka」のように用います。
・〜気付:「Attention」を使います。「Attention: Suzuki」のように用います。
・私書箱:「PO Box」を使います。「PO Box 111」のように用います。
上記の表現はいずれも一番小さな区分に該当するので、住所の先頭に記載します。
国際郵便の宛名記入方法
日本郵便では、国際郵便の際の宛名記入方法をホームページ上で公開しています。書き方は以下の通りです。
1段目 : From 名前 名字
2段目 : アパートなど建物名・部屋番号(ある場合)
3段目 : 番地、丁・町村
4段目 : 郡市、都道府県
5段目 : 郵便番号、国
名前も「姓名」ではなく「名姓」の順番で書くことを推奨しています。
また「エアメール」の記載も忘れないようにする必要があります。英語圏の国なら英語で問題ないですが、そうでない場合はその国の言語で書くのがよいようです。
海外向けの手紙の詳しい書き方は、日本郵便のサイトにまとめられていました。中でも便利そうなリンクを以下に集めてみました。ぜひ参考にしてください。
まとめ
実際に私も初めて英語で住所を書いたときは順番を間違えて反対に書いてしまいましたが、問題なく注文した商品が手元に届きました。特に問題なければ自動変換ツールを使うのが楽でおすすめです!