【イギリス文化がわかる本】HOW TO BE BRITISHを読もう!

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こんにちは、みるです。

先日イギリスに旅行に行った際に、大英博物館に行ってきました。
いろいろな時代のさまざまな地域の貴重なものが展示されていてとてもおもしろかったです。

そして、私には実はもう一つお目当てが。
SNSで見かけたThe HOW TO BE BRITISHという本が欲しい!と思っていたのでした。

今回は、無事イギリスで入手してきたので、その魅力をご紹介します。
私のお気に入りページも紹介しますよ!

The HOW TO BE BRITISHとは

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題名からいわゆるハウツー本だと思ってしまいそうなのですが、実は違います。

イギリスの文化、特徴、あるあるネタ、時には偏見を海外(特にアメリカなど)と比較して紹介している本です。

シリーズは私の知る限り3冊です。

著者はいずれもMartyn FordさんとPeter Legonさんで、リングノートのように、めくって読んでいく構成になっています。

見開きで1テーマで、一方のページが説明、もう一方が挿絵になっていることが多いです。

1冊目:The HOW TO BE BRITISH Collection

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初版は2003年です。結構古い本なんですね。

基本的な構成は以下のとおりです。

①テーマ
②テーマに沿った絵
③解説
④Expressions to learn、Avoid saying

毒舌気味の解説、皮肉の効いた「使うべき&使うべきでないフレーズ」もさることながら、挿絵がとてもいい味を出しています。

解説の文章量は割と多めなので、先に挿絵をパラパラとめくって楽しむのもいいですね。

イギリス人を目指さないあなたも、英語学習をしたことがある方なら「あるある」と言いたくなるようなテーマもありますよ。

私のお気に入りページは表紙にもなっているこちら。

politeness

ここでは掲載していませんが、説明文では、Sorryをうまく使いこなすことがイギリスで過ごしていく上でとても大切だとくどいくらいに解説してあります。

礼儀がいかに大事かというのがこの絵です。

HELP!だけじゃなく、相手を思いやって「もしよければ助けてくださると有り難いのですが...」と言うと助けてもらえるのですね!(※実際は違いますよ)

犬も言葉を理解して満足そうな表情、しっぽを振っているのもポイントです。

あと、背景のTEA、CAT RESCUEの文字が気になります...

2冊目:The HOW TO BE BRITISH Collection

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続編です。基本的な構成は1冊目と同じです。

英語のあるある、イギリスの歴史・文化をテーマにしたものが多いと感じました。

挿絵がだんだん混沌としてきているので、絵の中に小ネタを見つけるのも楽しい一冊です。

 

お気に入りページ、少し迷いましたがこちらにします。

tata

お友達や親戚のお家にお邪魔して帰る時、帰るタイミングに困った経験がある方、いらっしゃいますよね。

去り際にいろんな挨拶をしなければいけないし、気まずい時間が流れないようにタクシーを事前に呼んでおいたほうが良いと筆者は言っています(笑)

そして絵では、ある2家族のそんなシーンが描かれています。

ta-taは子ども自身が使ったり、子どもに向かって使うバイバイのことです。

ああ、せっかくバイバイしたのに...って感じですね。

個人的にはこのMaisieちゃんの動きが好きです。特に最後のコマの躍動感...

3冊目:Get Around in English  The How to be British Collection 3

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3冊目は題名が変わっていますがこれも続編です。

役立つ(?)シチュエーション別でテーマが構成されていて、会話文が中心になっているのがこれまでの2冊とは異なる特徴になっています。

内容にツッコミどころが盛り沢山なのも読んでいて楽しいです。

挿絵も引き続き面白いですよ。

 

お気に入りページはこちら。

tea1

先に文章から。Afternoon teaを注文するKristenとEvaですが...

あれ...私、compromiseやstrictの意味、間違えて覚えちゃってるのかな...と思いたくなる文章です(笑)

That settles it!は決まりね!という意味です。

実は、イギリスでアフタヌーンティーを体験してきたのですが、この上の文章が冗談にならないくらい量が多かったです。

afternoon_tea

お店にもよりますが、遅めのお昼でおなかをかなり空かせて行ったほうが良いと思います。

もちろん楽しかったですが、優雅なティータイムのはずが結構なフードファイトでした。

そして、どれも美味しかったのですが、ひとつのカップケーキだけは想像を遥かに超えた甘さでした。

甘党の私ですが、初見から何かを感じ取っていたのですが、砂糖よりも何倍も甘いものが存在することに驚きました。

tea2

ティーバッグはEMERGENCY ONLYだそうです。たぶんテストに出るので覚えておきましょう。

小指は45度!

ということで、ぜひ本場のアフタヌーンティーは心して体験してきてください(笑)

日本でも入手できる?

実はできます。

ネットで検索してみましたが、お値段もそこまで現地と変わらず購入できるようです。(現地では6.99£でした。)

price

ただの値札シールなのですが、£って書いてあるのでなかなか剥がせずにいます(笑)

現地で実際に見てから買うもよし、他の方のレビューなども参考にしてネットで購入してしまうもよし。

ぜひ、辛口英語の世界に浸ってみてください♪

 

番外編:イギリスのお土産屋さんで入手できる?

イギリスに着いた初日に大英博物館に行ってこの本達を入手してきたのですが、他のお土産屋さんでは見かけませんでした。

本屋さんであれば置いているのかもしれません。

まとめ

今回は私がずっと欲しかった、The HOW TO BE BRITISHを紹介しました。

書いてあることは(もちろん)誇張してあることがほとんどなのですが、イギリスの人の考え方や文化を楽しく学ぶことができます。

洋書はちょっとハードルが高い...という方も挿絵から楽しむことができるのでおすすめですよ。

ぜひチェックしてみてください!

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