【英語でドラマフレンズ】フレンズシーズン1第16話を解説

B!

今回も引き続きフレンズシーズン1第16話を解説していきます!

今回はもうひとりのフィービー!?に関するのお話です。

癖の強いフィービーですが、「もうひとりのフィービー」もなかなかすごい人のようです。

フレンズの解説記事はこちらにまとまっていますのであわせてご覧ください。

あらすじ&準レギュラーチェック

では、簡単にあらすじと今回登場する準レギュラーをチェックしていきましょう!

あらすじ

ある日、フィービーとそっくりな女性「アースラ」に出会ったチャンドラーとジョーイ。

ジョーイはアースラに夢中になってしまい...?

チャンドラーは部下の女性を気に入ってしまうが、その恋の行方は?

準レギュラー

アースラ:今回が初登場ですね。フィービーの双子のお姉さんです。もともと別のドラマの役をフレンズの中で演じています。余談ですが、リトルマーメイドの魔女もアースラという名前ですよね。

マルセル:ロスの飼っているおさるさん。ロスはマルセルのいたずらに手を焼いているようです。

キャロル:ロスの元妻。ロスの子供を妊娠中。

スーザン:キャロルのパートナー。ロスとは犬猿の仲。

ヘッケルさん:モニカたちの部屋の下に住んでいる、ちょっと変わり者のおじいさん。

では、本編の英語をチェック!

赤枠は語句や文法の解説、青枠は背景知識、緑枠は両方の箇所につけています。

シーズン1 16話 THE ONE WITH TWOPARTS (PART1)

今回は2部に分かれているお話です。

まずは、チャンドラーが店側の対応に怒っている冒頭部分から。
This is unbelievable!
It's been half an hour.
If this was cartoon, you'd look like a ham about now.
最後の文が仮定法ですね。高校英語で出てくるので難しいと思われがちな仮定法ですが、結構気軽に使われる用法です。
対訳)
信じられないよ!もう30分経ってる。
これが漫画なら、お前は今頃ハムみたいに見えたりするんだよ。
仮定法についてちょっとお勉強したい方はこちら。

Will that be all?

なんだか話が噛み合わないチャンドラーたちとフィービーとそっくりな人ですが...
Chandler:It's Phoebe! Hi!
Ursula:Hi. Okay, will that be all?
(略)
Chandler:Can we start over?
Ursula:Okay, great. I'm gonna be over here.
Will that be all?:ご注文は以上ですか?
というお店での注文での決まり文句です。まあ、ここでは注文はまだされてもいないですけどね...
とりあえず以上です。というときはThat's all for now. で大丈夫です。
start over:やり直す
チャンドラーは当然注文できずにいたので、注文のやり直しのつもりで言ったのですが、それを一連のやり取りのやり直しと考えるあたりフィービーのそっくりさんですね...
対訳)
チャンドラー:あれ、フィービーだ。やあ!
アースラ:どうも。あら、これで終わり?(略)
チャンドラー:じゃあもう一度(注文を)やり直していい?
アースラ:ああ、いいわね。じゃあ向こうに行くわ。
ロスが何か困っているようですね。
I don't know if he's testing me or acting out, but my monkey is out of control!
He keeps erasing the messages on my machine. Supposedly by accident.

act out:無意識に行動に表す

supposedly:おそらく
by accident:(ほんの)偶然に
対訳)
マルセルが僕を試してるのか無意識にやっているのかよくわからないんだけど、僕の猿といったら言うことを聞かないんだ!
彼はうちの留守電の伝言をいっつも消すんだ。「おそらく」間違って。

Not from where I was standing.

なかなかアースラについて話したがらないフィービーですが...
Phoebe:So is she fat?
Joey:Not from where I was standing.
Phoebe:Where were you standing?
フィービーとのとんちんかんなやり取りです。
standは立場など比喩的な意味と文字通りの「立つ」の意味があります。
ジョーイの言葉は、She was not fat from where I was standing. の不要なところを省略したものですね。
対訳)
フィービー:じゃあ...彼女太ってた?
ジョーイ:俺から見たら、違うね。
フィービー:どこから見てたの?
Lamaze class
ラマーズ法(Lamaze technique)を教わる授業のことですね。
ラマーズ法とは、出産時の自然分娩法のひとつで、日本でもヒッ、ヒッ、フーの呼吸法でよく知られています。
もともとは開拓地などでも無事に出産できるように考えられたものなんだとか。
かわいらしい部下に事情を聞くチャンドラーですが...
Nina:You wanted to see me?
Chandler:Yes, I was just going over your data. You've been postdating your Friday numbers.
go over:〜を調べる
postdate:(記録など)に実際の日付よりも遅らせて記す
この後に少し出てくる熟語についても説明しておきます。
out of whack:<米俗>調子が来るって、具合が悪くて
対訳)
ニーナ:お呼びですか?
チャンドラー:ああ、ちょっと君のデータを調べていただんだけどね。金曜日の数値が遅れているんだ。

Score.

ジョーイはすっかりアースラが気に入ってしまった様子。
Joey:I think Ursula likes me. All I ordered was coffee. She brought me a tuna melt and four plates of curly fries.
Chandler:Score.
Joey:She is so hot!
melt:ホットサンドイッチ
score:成功、幸運
What a score! 何たる幸運!という形で使ったりします。
対訳)
ジョーイ:アースラは俺のこと好きみたいだ。俺コーヒーしか頼んでなかったんだけど、彼女、ツナのホットサンドと丸まった形のフライドポテトを4皿も持ってきたんだ!
チャンドラー:そりゃすごい。
ジョーイ:彼女、素晴らしいよ!

Crabtree & Evelyn

スキンケア、化粧品などのお店です。
フィービーに誕生日に欲しい物について聞いたレイチェルでしたが、壮大な夢を返答されてしまい、
Okay, let me put it this way. Anything from Crabtree & Evelyn?
で軌道修正していますね。お見事です(笑)

I just figured, you know, size-wise.

ジョーイがフィービーになにかお願いがあるようです。
Joey:Phoebe, can you do me a favor? Try this on to make sure it fits.
Phoebe:My first birthday present! Oh, this is really...
Joey:Oh, it's for Ursula. I just figured, you know, size-wise.

try ~ on:〜を試着する
size-wise:サイズに関して
対訳)
ジョーイ:フィービー、お願いがあるんだけど。これ合うかどうか試してみてくれる?
フィービー:私への誕生日プレゼントね!まあ、これって本当に...
ジョーイ:えっと、アースラへのプレゼントなんだ。その、サイズに関して確かめたかっただけで。

まとめ

今回はフィービーの双子の姉、アースラに関するお話でした。
なんだか気になる終わり方でしたね!

これまでの解説記事はこちら。

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