こんにちは、みるです。
今回はフレンズのシーズン1第11話を解説していきますよー!
このお話では、チャンドラーのお母さんが登場。チャンドラーのひねくれた性格の原因がわかるかもしれません。
「フレンズ」・「グリー」の解説記事はこちらから。
注意!
海外ドラマ「フレンズ」の解説記事では、これから作品を見る方に楽しんでいただけるよう、ネタバレしないようにできるだけ配慮しております。ただし、解説をするうえで前後の文章が必要な場合やシチュエーションの説明が必要な場合があります。
シーズン1第11話のあらすじ・準レギュラー
では、今話のあらすじ・出演準レギュラーを簡単に見ていきましょう!
あらすじ
チャンドラーのお母さんが登場!
パンチの効いたお母さんで、メンバーは大盛り上がりだが、チャンドラーだけは浮かない顔。
一方ロスは、今だにレイチェルのことが気になっていて...
準レギュラー
ノラ(Nora Tyler Bing):チャンドラーのお母さん。
パウロ(Paolo):イタリア人で、レイチェルの彼氏。
シーズン1第11話の解説
赤枠は語句や文法の解説、青枠は背景知識、緑枠は両方の箇所につけています。
シーズン1 第11話 THE ONE WITH MRS. BING
Mrs. Bing登場回。波乱の予感です...
He's a lawyer who teaches sculpting on the side.
モニカとフィービーがある男性に関して妄想を繰り広げるシーン。
Monica: I bet he's a lawyer.
Phoebe: Yeah, but the dents in his knuckles mean he's artistic.
Monica: Okay. He's a lawyer who teaches sculpting on the side.
dent:へこみ、くぼみ
knuckle:指の関節
sculpting:彫刻
on the side:本業から離れて、副業で
対訳)
モニカ:彼、絶対弁護士だと思う!
フィービー:ええ、でも指にへこみがあるから、芸術家だっていう証拠だと思うのよ。
モニカ:いいわ。彼は副業で彫刻を教えてる弁護士よ。
繰り返しますが、勝手な想像です(笑)少し怖いですね...
Rigatoni(リガトーニ)
長さ2cm程度の縦溝がついている筒状のパスタを表すイタリア語です。
ここでは、イタリア人のパウロを指してロスが使っています。
自然にモニカに通じているところが個人的には面白いです。
Don't take this wrong.
TV番組の司会者の発言。日常生活にも使えそうです。
Don't take this wrong, I just don't see you as a mom somehow.
I don't mean that bad.
・don't take this wrong(言いにくいことを言う前の前置き)
・I don't mean that bad(言ったことを和らげる)
と言った感じで、発言をマイルドにしようとしていることがわかります。
対訳)
悪く取らないでほしいのですが、どうもあなたは母親に見えないんですよ。
いや、悪い意味ではなくてね。
Bizarro world
もともとはアメコミの中で出てくる架空の世界(時にEarthの逆のHtraeとも表記)のことを指しています。
ここでは、常識が通用しなかったり、常識が真逆だったりするので、常識とは違うことを表す比喩として使用されることもあります。
Nora, Mrs. Mom, your Bing
単なる言い間違いなのですが、好きなので解説。
焦りすぎて良い間違えてしまう場面ですね。
Mrs. と yourが逆になってしまっています。
後に他の人も同じような間違いをするのですが、仲良しですね(笑)
..., or else who knows what would've happened?
Joey: You're lucky I caught them, or else who knows what would've happened?
Ross: Thanks, man. Big help.
big helpは普通は「すごく助かったよ!」という時に使いますが、今回は皮肉で使っています。
そもそもロスが悪いんですけどね...
対訳)
ジョーイ:俺が現行犯で捕まえててよかったんだぜ、だってそうしなかったらその先どうなってたかわかったもんじゃないもんな。
ロス:ありがとう。すごく助かったよ。
レイチェルが何やら始めたようですが...
I thought I'd give it a shot.
give a shot:〜を試みる
対訳)試しにやってみようと思って。
That makes more sense.
ジョーイのこういうところが好きです。
That makes more sense.
間違いを指摘されて、素直に行った台詞。
that makes sense:理にかなっている
にmoreがついている形です。
対訳)そのほうがもっと理にかなってるね。(意味がわかりやすいね)
But we don't have to go down that road.
go down the roadで道を下るの意味ですが、
that roadとなっているので、あえてその道を下る必要がないという感じでしょうか。
たくさん道がある中で、それを選ぶ必要がないということですね。
ここでは、気まずかった話題を直前に出しているので話題のことと考えるといいでしょう。
対訳)でも、あえてその話題に戻らなくてもいいか。
まとめ
ということで、チャンドラーのお母さん登場回でした。
複雑な思いを抱えてきたチャンドラーの背景がわかってくると、少しだけ不思議とひねくれた性格も受け入れられるような気がします。
許せないことがあった時に、どのように対処するかは人それぞれで正解などありませんが、チャンドラーなりの選択ができたのかなと思います。みなさんは怒りの対処法、決めていますか?
では、今回も最後までご覧いただきありがとうございました。また次回!
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