こんにちは、みるです。
皆さんは、レッドノーズデイ(Red Nose Day)ってご存知ですか?
赤い鼻の日...?ではなくて、イギリス最大のチャリティーイベントのことなんです!
このレッドノーズデイがどんなものなのかを通してイギリスの寄付文化を知ってもらえたら幸いです。
※レッドノーズデイはレッド・ノーズ・デーなどいくつか表記ゆれが存在しますが、本記事ではレッドノーズデイで統一します。
Contents
2019年のレッドノーズデイは?
2019年のレッドノーズデイは3月15日(金)でした。
寄付金総額は約6400万ポンドでした。(2019.3.27公式確認時)
レッドノーズデイは通常隔年(奇数年)で開催されています。
レッドノーズデイとは
では、レッドノーズデイとはどんなイベントなんでしょうか。
これから詳しく見ていきますよ。
※2019年のRed Nose Dayのリンクを貼っています。
ご覧になる時期によってはリンク切れが発生する可能性がありますのでご注意ください。
どんなイベント?
基本的に奇数年に開催される、コミック・リリーフというチャリティー団体が主催するイベントです。
のほかに、
・チャリティーグッズの収益の一部
・特定商品の収益の一部
が寄付されるという仕組みです。
フリーダウンロードの募金箱の展開図や無料のfundraising packがあって、学校で個々人が活動できるようになっています。
また、グッズも小物からTシャツまで幅広いラインナップです。
「Red Nose」も最近は種類が増え、買って開けるまで中身のキャラクターがわからないコレクション要素も加わっています。(赤くないのもいる...(笑))
Tシャツはディズニーとコラボしています。
小物もかわいらしいものが多いです。
個人的には、身につけたり普段使いできるものが多いと感じました!
どんな企画がある?
当日に近づいてくると特別番組や企画が放送され、これらを通して寄付を募ります。
今年は...
・レッドノーズデイ最長記録?ダンス耐久大会
などが開催されます。
登山の宣伝動画がこちら。
ダンス耐久大会の宣伝動画です。
当日には協賛企業のBBCが主要チャンネル"BBC One"で特別番組を放送します。
コミック・リリーフとは
1985年創立。
Richard CurtisとJane Tewson、そして友人らが「コメディーでお金を稼ぎ、アフリカやイギリスの人たちを助けよう!」と活動を始めました。
なのでピエロの鼻のような赤い鼻をつけることになったわけです。
初期のころはクリスマスごろの活動が多かったようです。
現在では対象をイギリスと世界中とし、悩みを抱えている人を助ける取り組みを続けています。
奇数年には3月ごろにレッドノーズデイを、その他の年や時期でもコンスタントに活動しています。
コミックリリーフの詳細はこちら(英語)!
過去の実績は?
前回(2017年)のレッドノーズデイの寄付金総額は7600万ポンド(約100億円!)。
過去最高は2011年の1億800万ポンドだそうです。
日本で有名なチャリティー番組・企画というと24時間テレビですが、2018年の寄付金総額が約9億円でした。
このことからもレッドノーズデイの規模の大きさがわかりますよね!
レッドノーズデイ2019の公式サイトはこちら(英語)!
ここにも注目!
前回(2017年)のRed Nose Dayで放送されたのが、「レッド・ノーズ・デイ・アクチュアリー」です。
「ラブ・アクチュアリー」という映画の14年ぶりの続編で、2017年のレッドノーズデイのために制作されたものです。
2017年にレッドノーズデイに合わせてイギリスで、その後アメリカでも放送されました。
※日本で見る方法を調べてみましたが...今のところ見つけられませんでした...
映画の中では、ヒュー・グラントを始め、主要キャストがほぼ続投しました。
チャリティー番組のために14年ぶりにキャストが集まったとあって、盛り上がったようですね。
チャリティーのためにタッグを組むって素敵ですよね♪
そして、今回の2019年では、1994年の映画「フォー・ウェディング(原題:Four Weddings and a Funeral)」が、続編として帰ってきます!
こちらもヒュー・グラント主演で、"One Red Nose Day and a Wedding"という題名。
今回も前回のキャストが続投しそう!どんな作品になったのでしょうか。
そして日本でも見れるといいですよね...
まとめ
今回はイギリスのチャリティー文化の一つ、レッドノーズデイ(Red Nose Day)についてご紹介しました。
2019年も他の年に負けないくらい豪華な面々が揃い、たくさんの寄付が集まったようです。
興味を持った方はコミック・リリーフのページやBBCのニュースをチェックしてみてはいかがでしょうか?
一方、日本ではまだまだ寄付やボランティアへの貢献が少ないと聞きます。
今回の記事が、身近なところから行動を始めてみるきっかけになれば幸いです。
もちろん私も含めてです!
自分のできることから始めましょう♪