こんにちは、みるです。
今回は海外ドラマ「glee/グリー」のシーズン1第3話の英語&洋楽の解説をしていきます。
この作品はグリークラブ(合唱+ダンス部)を舞台にしたお話なので日常英会話だけでなくさまざまなジャンルの洋楽を聴くことができるのが最大の特徴です!
作品紹介&第1話、第2話の解説はこちら。
※他の海外ドラマ『フレンズ』の解説記事も随時更新中です!
シーズン1第3話のあらすじ
ウィルはダンスの振り付けがダサいと生徒たちから言われて落ち込む。
同僚とひょんなことからグループ "Acafellas" を結成することになり、グリークラブを離れがちになってしまう。
生徒たちは、新しいダンスの先生を雇おうとするが...
シーズン1第3話の英語の解説
シーズン1 第3話 Acafellas
タイトルはウィルたちが結成したグループの名前です。フレンズとはタイトルのつけ方が違いますね(笑)
I can't hold it in any longer.
I'm sorry.
I ..., I can't hold it in any longer.
Hanoi Hilton(ハノイ・ヒルトン)
悪名高い収容所だったようで、拷問もひどかったようです。
映画"The Hanoi Hilton"でもその様子が描かれています。
I settled for ~
You don't have to ask every time for permission to go to the bathroom.
Rachel : Uh, could we stop, please?
Will : Just because he understudied doesn't mean he ever performed.
お話を知らない方のために一応説明しておくと、呪いをかけられたお城の王子様と使用人たちは姿が人間ではなくなってしまいます。燭台はメインキャストなので、個人的には代役でもすごいと思います。
グリーそっちのけで楽しむウィル(笑)
Two weeks ago I would have agreed that four grown men rehearsing a cappella hip-hop in my living room was embarrassing.
But bustin' out some white-hot New Jack Swing I'll tell you, I've never felt more confident.
a cappella:アカペラ(もとはイタリア語)
⇒bust out:(英英辞典)To suddenly perform a particular action.が一番当てはまるかと思います。
white-hot:白熱した
これまでの音楽を融合した新しいスタイルで人気を博し、ラップを取り入れるなどいわば音楽の革命だったんだとか。
2週間前の僕だったら、4人のいい大人の男がリビングでアカペラのヒップホップの練習をするなんて恥ずかしいって言うだろう。
でも、熱いNew Jack Swingを歌ったとき、今までにないくらい自信を持てたんだ。
Look, you have your popular clique and your football and your cliché of a blonde girlfriend.
Every moment of your life is an opportunity for fashion.
自分もアカフェラスに入れてもらおうと必死のサンディー先生です。
Josh and I have become frequent pen pals since he accidentally friended me on MySpace.
And being my close personal confidant he is only interested if I am in the group.
Will :
No, Sandy. We have standards.
confidant:親友、腹心の友
ジョシュと私は彼が間違ってMySpaceでフレンド申請してきてからメル友なんだ。
真の親友だからこそ、私がグループにいなきゃ彼は興味を持ってくれないよ。
ウィル:いいや、サンディー。僕たちは(君をグループに入れないっていう)決まりをつくったんだ。
What he doesn't know doesn't hurt him.
メルセデスがカートの車を褒めている場面
Mercedes : This car is fly.
Kurt :
My dad got it for my Sweet 16 after I swore to stop wearing form-fitting sweaters that stop at the knee.
What he doesn't know doesn't hurt him.
fly:第2話でも出てきました。かっこいいという意味です。
Sweet 16:
北米では16歳を「大人への節目」と考える風習があり、そのお祝いに車をプレゼントすることが多いようです。
※ただし、法律上の成人は別でほぼ18歳です。
対訳)
メルセデス:この車すてき。
カート:僕がぴっちりしたセーターを着ないって約束したらパパが16歳のお祝いに買ってくれたんだ。
パパが知らなければパパを傷つけることもないさ(知らぬが仏)。
Forget every experience you have ever had in your drab little lives.
This is the most important thing you will ever do. Places!
drab : (色が)さえない、どこといって特徴のない、単調な
Places!:位置について!、さあ行くよ!
対訳)
いままでのさえない人生のなかで経験したことは全部忘れて。
これが今からする一番大切なことなんだから。位置について!
シーズン1第3話の音楽の解説
今回取り上げられた曲について紹介していきますよ!
今回の曲リスト
Montell Jordan - This Is How We Do It
Bell Biv DeVoe - Poison
Duffy - Mercy
Jazmine Sullivan - Bust Your Windows
Color Me Badd - I Wanna Sex You Up
勝手におすすめ!特にここを聴いてほしい
今回は3曲ピックアップしました。
COUNTDOWN SINGERS - For He's a Jolly Good Fellow(Acafellas)
アカフェラス結成のきっかけとなる曲です。
誰かめっちゃ音外している人がいる気がするのですが、それは置いておいて(笑)
この曲ですが、実は海外ではかなり馴染みのある曲だそうで、19世紀の半ばくらいから歌われているそうです。
「彼はいい人ですよー」と歌っている歌なので、お祝い事であればシーンを選ばないようですね。
誕生日に歌われる”Happy Birthday to You”と並んで意外に有名な曲なのでした。
Duffy - Mercy(Vocal Adrenaline)
New Directions!のライバルVocal Adrenalineの登場シーンの曲です。
Vocal Adrenalineって名前すごいですよね、いかにも強そう(笑)
元の曲はSATCの挿入歌だそうです。
Color Me Badd - I Wanna Sex You Up(新生?Acafellas)
タイトルがアレ(歌詞もアレ)なのですが、ウィルとパックのカッコよさが引き立つ曲になっているので外せませんでした(笑)
まあ、Acafellasの回だし、いいでしょう。
Color Me Baddにとってはデビューシングルで大ヒットした曲になっていて、New Jack Swingの代表曲でもあります。
売れた曲ではあるのですが、歌詞が歌詞なだけに評価はあんまり高くないようですね(笑)
サンディーが「あの歌を歌うの?」って言っていたのはこういうわけでした。
まとめ
今回はウィルがアカフェラス結成をきっかけに自分の夢を思い出す回でした。
年齢制限があるものを除けば、何かを始めるのに遅すぎることってないと私も思います。
名言を引用して置いておきます(笑)
最後までご覧いただきありがとうございました!
It’s never too late to be who you might have been.
なりたかった自分になるのに遅すぎるということはない
-ジョージ・エリオット(イギリスの作家)