TOEIC試験の直前には何をすればいいのでしょうか?特に初めてTOEICを受験をされる方は知らないことばかりで迷うことも多いはず。今回の記事ではTOEIC直前の対策と準備するべきもの、注意点について自分の反省を踏まえてまとめています。
1日前の過ごし方・対策
どんな試験でもそうですが、TOEICの場合、付け焼き刃で徹夜して単語を覚えても成果には結びつきません。なぜならTOEICは時間が極端に短い試験で、高い集中力が求められます。「あまり集中しなくても良い点取れるよ」って人はぼほいません。
ですので1日前には、難易度が低いけれども自分が覚えられていない単語を復習して早めに寝ましょう。
例)あなたがTOEICスコア780を持っているとしましょう。金フレなどの単語帳でスコア730レベルの単語でわからないものがないか確認して、出てこないものがあればそれをすぐに覚えましょう。
1日前だけど、何もできていないよって方はいろいろやり始めるのは「諦めましょう!」
というか、努力不足は仕方ないので、せめて実力を出し切れるように重要な単語のみを覚えて早めに寝ましょう。
TOEICは1回の試験で±50点の上下は実力が変わらずともあり得ると公式が認めています。明日のTOEICはあなたの得意分野かもしれません。早く寝ましょう!!
1日前の準備
1日前には、もはや勉強よりも準備の方が大切です。TOEIC受験には少なくとも以下のものが必要です。
・写真付き本人確認書類(免許証や学生証など)
・筆記用具(HBの鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)
※ボールペンでのマークは採点対象外です。10点になります。(TOEICの最低点数は0点ではなく、10点)
・腕時計
特に受験票にはあらかじめ証明写真を貼っておく必要があります。もしも1日前にまだ準備できていない方がいましたら、急いで証明写真を取りましょう。コンビニとかによくある600円くらいで撮影できるもので構いません。なお、この写真がTOEIC成績証明の写真になりますので、インスタばえ的なものを意識される方はきれいに撮影しておきましょう。
また、会場によっては稀に「上履き」が必須と受験票に記載がある場合があります。女性の場合は、女性限定会場に当たることもあります。
当日の過ごし方・対策
当日は少し早めに起きて学習の時間が取れると理想的です。昨日とは打って変わってですが、できる限り付け焼き刃で戦えるように、覚えられていない単語を覚えまくります!
これは短期記憶の寿命に理由があります。1日前に短期記憶で詰め込んでも、人は寝ることで記憶を整理するので、きれいサッパリ忘れてしまいます。逆に当日起きてから勉強したものは不安定な記憶ながらも本番に残すことができます。まさに付け焼き刃ですが、記憶のメカニズム的にもこうした方がいいはずです(笑)
まさかいないとは思いますけど、本番までに練習含め一度もTOEICを通して解いたことがない方は、試験前に問題形式だけでも見ておきましょう。(私は初めてTOEICを受験したときにリスニングの問題が突然、1会話から3問出題される形式になったことに対応できずパニックになりました…)
当日の準備〜本番まで
当日は受験会場に行くまでの時間を考えつつ、昨晩のうちに準備しておいた「必要なものリスト」を確認します。
本番の会場では、外との気温差が激しい場合もあるので、調整しやすい服装で向かうことをおすすめします。(外は30度でも室内はクーラーガンガンってこともありますよ…経験談)
TOEICは受験開始1時間15分前である11時45分からの入場が可能ですが、12時30分までに間に合えばいいので、あまり早く行かずとも大丈夫です。ただし、雨や雪、人身事故など予測不能な出来事もあるので、12時には着けるくらいの感覚で会場に向かいましょう。
TOEICの試験時間は約2時間で、解答用紙のA面には個人情報の記入欄があります。A面への個人情報の記入は試験開始前に適宜行ってよいとされています。試験終了後に記入する時間はないので、着席したら試験が始める前にまず記入を済ませてしまいましょう!(私は初めて受験したときによくわかっておらず、試験時間内に記入することになりました)なお、B面への記入はアナウンス後に行って下さい。
試験中の注意点として、TOEICは問題用紙への書き込み(丸付け、チェックなどを含む)や問題を書き写す行為が禁止されています。個人的には目星をつけて読み進めることの何が悪いのか全く分かりませんが、カンニングや問題漏洩防止のためなのでしょう。
まとめ
まとめると、1日前は重要なところだけを復習して確実に必要な部分だけを覚えるようにします。これ実は「試験前1週間〜」はどんな試験でも同じで、基礎復習を徹底します。直前になって演習を繰り返しても「時すでに遅し」なのです。
そして、直前はできるだけでいいので、短期記憶に頼って、単語を覚えまくりましょう!
後は、試験官の指示に従って、集中して試験に臨めばベストは尽くせるはずです。
Good Luck!!