こんにちは、みるです。
今回はフレンズのシーズン1第10話を解説していきますよー!
マルセルとデイヴィッドの登場回 、しかも大晦日"New Year's Eve"のお話ですよ。
ニューヨーカーの大晦日の過ごし方も知ることができる回になっています。
注意!
海外ドラマ「フレンズ」の解説記事では、これから作品を見る方に楽しんでいただけるよう、ネタバレしないようにできるだけ配慮しております。ただし、解説をするうえで前後の文章が必要な場合やシチュエーションの説明が必要な場合があります。
シーズン1第10話のあらすじ・準レギュラー
では、今話のあらすじ・出演準レギュラーを簡単に見ていきましょう!
あらすじ
ロスが突如、猿のマルセルを飼い始める。
大晦日を一緒に過ごす人がいないチャンドラーはみんなにある協定を提案しますが...
一方、フィービーに素敵な出会いの予感?
準レギュラー
マルセル(Marcel):ロスが連れてきたおさるさん。かわいい。
デイヴィッド(David):今話でフィービーと出会う人。物理系の科学者。恋愛にはオクテな様子。
パウロ(Paolo):イタリア人で、レイチェルの彼氏。
ボビー(Fun Bobby):モニカの元彼。吹き替えだと「根明(根暗の逆)のボビー」と呼ばれている。
ジャニス(Janice):おなじみチャンドラーの元カノ。クセのあるキャラクター。
シーズン1第10話の解説
赤枠は語句や文法の解説、青枠は背景知識、緑枠は両方の箇所につけています。
前回は感謝祭のお話だったのですが、クリスマスはさらっと今回触れていきなり大晦日の話がメインです。
シーズン1 第10話 THE ONE WITH THE MONKEY
チャンドラーが何やら嘆いています
You don't have to face the horrible pressure of this holiday.
Desperate scramble to find anything with lips to kiss when the ball drops.
そう、ニューヨークでは大晦日にカウントダウンの一大イベントがあります。
タイムズスクエアの上にあるボールを落下させるのです。
前に簡単に解説してあるので、ボール?なにそれ?という方は
こちらをご覧ください。
このシーンから大晦日のカウントダウン時に誰かとキスすることが定番なのだとわかりますよね。
scramble:争奪、奪い合い
対訳)
きみは大晦日の耐え難いプレッシャーを感じる必要なんてないだろ!
こっちはボール・ドロップのときにキスする「空いてる唇」を死に物狂いで争奪しなきゃいけないんだぞ!
チャンドラーの剣幕から、大変なんだな...ということがわかりますよね(笑)
pact
またもチャンドラーのセリフ。なにか提案があるようです
I'm sick of being a victim this Dick Clark holiday.
I say this year, no dates, we make a pact. Just six of us.
I'm sick of ~ :〜にはうんざりだよ←よく使う表現です
Dick Clark:1972年から大晦日のカウントダウン番組の司会者を務めた方です。あとでテレビの映像で出てきますね。
pact:協定 ex. 平和条約は a peace pact
対訳)
もう大晦日に悲しい気持ちになるのはうんざりだよ。
今年はさ、「デートなし」の協定を結ぼうよ、6人だけで過ごすんだ。
フィービーが先生みたいに怒っている場面です。
If it's important enough to discuss while I'm playing, I assume it's important enough for everyone else to hear.
こういうこと小学校のときに言われた思い出があるので、なんだかなつかしい気持ちになりました。
対訳)
私が演奏してるときに話すくらい重要なことなら、他のみんなも聞いたほうがいい重要なことなんじゃないかなって思うけど。
デイヴィッドが説明します。
And while Daryl Hannah is beautiful in a conventional way, you are luminous with a kind of delicate grace.
while ~でDaryl Hannah(アメリカの女優さん)とフィービーを比較している文ですね。
conventional:型にはまった、紋切り型の
luminous:光を発する、光る、明るい
grace:優美、気品、上品、優雅
対訳)
ダリル・ハンナが典型的な美人であるのに対して、あなたは繊細な気品を持っていて輝いている。
女優さんを引き合いに出して褒めてくれているのがポイント(笑)
An Officer and a Gentleman
1982年のアメリカ映画。邦題は「愛と青春の旅だち」。
普通は〇〇って映画見たことある?あの中の△△みたいな人なの、という会話になるはずですが...フィービーはその辺り独特ですね。
tidy up
Now, you're just tidying up.
tidy up:片付ける、整える
対訳)
それじゃあ、お片付けしているだけじゃない。
We got the grant!
デイヴィッドの同僚マックスがニュースを持ってきました!
We got the grant! Three years, all expenses paid.
grant:補助金、助成金〔TOEIC頻出語〕
対訳)
助成金がもらえるんだ!3年間、全出費を払ってもらえる!
マックスの嫌味っぽいセリフです。
It'd be more exciting, if we were going.
結構出てきますよね、仮定法。
助動詞wouldが目印になりやすいです。
if節の中の時制がずれることも特徴的ですが、if節がない場合も多いので注意です!
対訳)もっと楽しみなのにね、僕らが行けるなら。
math whiz
チャンドラーが第2の提案をする場面です。
I'm no math whiz, but I do believe there are three girls and three guys right here.
whiz:<口語>名人、エキスパート
math whiz:数学が得意な人
doは強調のdoですね。
対訳)俺、数学は得意じゃないけど、ここに3人の女性と3人の男性がいると思うんだよ。]
まとめ
今回はチャンドラーが暴走気味の大晦日のお話でした。
そして個人的にはジョーイの"Nice shoes, huh?"がかわいくて好きな回です(笑)
チャンドラーはなんでこんなにひねくれているのか...という答えの一つが次回のお話につながっています...
ということで、次回も波乱の予感...今回も読んでいただきありがとうございました!
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