こんにちは、みるです。今回は英検準2級の面接対策についてお話します。
二次試験対策に不安があるあなた、ぜひ読んでみてください!
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Contents
英検準2級の二次試験の流れ
ここでは英検準2級の面接の内容について確認していきます。
そもそも英検の面接とは
英検の面接の大まかな流れに関しては、過去の記事で紹介しています。
注意点や準備についても触れていますので、二次試験を受験する前に一度チェックしてみてくださいね。
英検準2級の面接の詳細をチェック
では、面接室内に入って問題カードを受け取ってから最後の質問を答えるまでの流れを細かく見ていきますよ!
どんなことをして、どんなことを聞かれるのか、チェックしてみてください。
試験の中で文章のことはpassage(パッセージ)、絵のことはpictureと呼ばれます。
公式サイトに問題と解答のサンプルがありますので、一度見てみてくださいね。
"OK."や"All right."と簡単に返事をして黙読します。
時間制限はありません。タイトルからしっかり読みましょう。
面接官から"According to the passage,"に続いて質問があります。
No.1からNo.3は問題カードを見ながら答えても大丈夫です。
続けて"They are doing different things. Tell me as much as you can about what they are doing."と場面描写をするよう指示があるので、できるだけたくさん答えます。
あとできちんと解説しますが、準2級の面接は、場面描写をし、自分の意見を簡単に述べ、自分の身近な話題についての質問に答える試験になっています。
ここで、英検の二次試験で共通するものですが、注意点を貼っておきます。
各アクションごとの対策
では、試験の流れがわかったところで、各アクションごとの対策を見ていきますよ!
パッセージの黙読・音読
パッセージは50語程度、黙読の時間は20秒です。パッセージはタイトル+文章の構成なので、まずはタイトルから目を通して、そもそも何の話なのかをつかみます。その後、本文を読んでいきます。このあとゆっくり読めるので一語ずつ訳したりはせずに、この辺にこんなこと書いてあったなーくらいを把握しておきましょう!
続いて音読です。タイトルから読んでいきます。
時間制限はないので、自然なスピードであればゆっくり読んでも大丈夫です。
ゆっくりであれば、読みながら大体の意味の把握も可能なはず。
特にフレーズや文の切れ目、つまり",(カンマ)"や".(ピリオド)"があるところは少しポーズを入れて読むと、落ち着いて聞こえます。
万が一、読み方がわからない単語が出てきても、経験則で自信を持って読みましょう。
声を小さくしたり、単語の音をぐちゃっと潰してしまうと自信がないのが伝わってしまいます。
試験が始まったのであればどんと構えていきましょう!
Question No.1
Question No.1では、"According to the passage,"のあとの疑問詞を聞くのが大切です。
疑問詞とはよく言う5W1H(Who, When, What, Where, Why, How)ですが、このQuestion No.1では、WhyかHowが使われることが多いです。
そしてこの問題は問題カードを見てOKのものなので、解答する箇所が分かれば、あとは答えの形式に変換するだけですね。
Whyのとき:理由を聞かれています。Because ...などを文の始めにつけて答えましょう。
Howのとき:方法を聞かれているので、By doingの動名詞の形にして答えましょう。
Question No.2とQuestion No.3
Qustion No.2とNo.3はどちらも絵を描写する問題です。観察力と語彙力が必要になってきます。
Qusetion No.2は、"Tell me as much as you can about what they are doing."と面接官からPicture Aの描写を指示される問題でしたね。この問題でのポイントは2つ。
まず、面接官の質問で使われている現在進行形を使って答えること。”A man is ~. / A woman is ~. / A boy is ~. A girl is ~.”くらいの文で大丈夫です。
2つ目が"as much as you can"と言われているだけあって、できるだけ多く描写することです。
と言っても、描写できるものは限られているので、無理やりたくさん生み出す必要はありません。
描かれている人物あたり1文言えるとベストです!
Question No.3は、Picture Bの描写を指示される問題でした。
英検準2級では、話のつながりが自然かどうか、というのも大事なポイントになってきます。
and、but、so、becauseなどをうまく使って、1文~2文くらいを目安に描写してみましょう。
どちらの質問も難しい単語を使って答える必要はないのですが、日常の何気ない動作を英語にで表現できるかどうかが試されます。
おすすめなのは、「これって英語でなんて言うんだろ」というのを普段から考えてみることです。
きちんとした勉強も大事ですが、ふとした時に自分で考えてみるとそれもまた語彙力の向上につながりますよ。
Question No.4とQuestion No.5
Question No.4は、問題カードに関連したトピックに関して自分の意見を簡単に述べる問題です。
まず、YesかNoかをはっきり述べることで、面接官に自分の意見がどちらなのかを明確にします。
その後、理由を聞かれるので2文くらいを目安に答えられるといいですね。
Question No.5は、問題カードとは直線関係ないトピックに関する問題です。
個人の習慣に関して聞かれることが多いようです。
Question No.4と同様にYesかNoかをはっきり述べることで、面接官に自分に関してどちらの立場なのかを明確にします。
この問題は意見というよりな自分について答える問題ので答えやすいのではないかと思います。
説明を求められるので、2文程度で答えましょう。
まとめ
今回は準2級の面接について詳しく解説しました。
準2級は、言いたいことが簡潔に表現できるかを問われている試験だと思います。
試験といわれると難しく考えてしまいがちですが、あまり勉強とは考えずに普段から表現の幅を磨いていきたいですね。
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