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こんにちは、みるです。
今回は英検準2級の一次試験の構成や合格のコツについて解説していきますよ!
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Contents
英検準2級一次試験の合格点は?
まず英検準2級一次試験がどれくらいの難易度の試験なのか確認してみましょう。
推奨の学力目安は高校中級程度です。中学生くらいから大人まで幅広い年齢が受験しています。
各級の合否の判定はCSEスコアに基づきます。
英検準2級の一次試験では、リーディング、リスニング、ライティングの3技能が問われます。
それぞれの技能で600点ずつ配点があり、満点は1800点。
合格基準スコアは1322です。
この基準により、どの技能も一定のスコアを取れないと合格ができない仕組みになりました。
また一問ごとの配点は固定ではなく、統計処理されたうえでのスコアになります。
教育や科学などを題材とした長文の穴埋め問題がプラスされるので、長い文章でも取り組めるかどうかがカギになってきます。
近年は、合格率は公表されていないようですが、二次試験まで含めて約40%程度の合格率だそうです。
正答率は6割程度が目安です。
英検準2級一次試験の内容は?
では、一次試験の中身を見ていきましょう。
一次試験の構成
『英検公式サイト 英検準2級の試験内容』をもとに記載しています。
また過去1年分(3回分)の過去問及び解答も公式サイトから閲覧することができます。
筆記75分とリスニング約25分の構成です。
※測定技能略語
R:リーディング
W:ライティング
L:リスニング
測定 技能 |
形式 | 問題数 | 解答形式 |
R | 短文の語句 空所補充 |
20 | 4択 |
R | 会話文の文 空所補充 |
5 | 4択 |
R | 長文の語句 空所補充 |
5 | 4択 |
R | 長文の内容 一致選択 |
7 | 4択 |
W | 英作文 | 1 | 記述式 |
L | 会話の応答文 選択 |
10 | 3択 (選択肢読み上げ) |
L | 会話の内容 一致選択 |
10 | 4択 (選択肢印刷) |
L | 文の内容 一致選択 |
10 | 4択 (選択肢印刷) |
リーディングパート
ライティングパート
リスニングパート
読み上げられる回数はいずれも1回です。
英検準2級一次試験の合格のコツ
ここからは一次試験の対策について項目別にみていきます。
リーディング・ライティングの時間配分を決めよう
リーディング・ライティングパートは75分ありますが、この中に大問が5問もあります。
せっかく形式が決まっているなら、戦略を立てるべきです。
万が一、本番で解答に詰まってしまう場合は、その問題はとりあえず飛ばし、次の問題に取り組むといった切り替えも重要です。
自分なりのルールを決めておけば何かあった時も余裕をもって対処することができます。
時間配分は人によって得意不得意があるので、練習を繰り返して決めてもらえれば一番いいです。
ここでは一例を示します。
大問 | 問題数 | 時間のめやす |
1 | 20 | 計20分 |
2 | 5 | 計5分 |
3 | 5 | 計10分 |
4 | 7 | 計15分 |
5 | 1 | 計20分 |
この通りに解くと5分ほど余ります。飛ばしたところにもう一度取り組む余裕もできますね!
リーディングパート対策
リーディングパートは大問1~4の37問です。
押さえておきたい文法事項
ここでは、英検準2級で押さえておきたい文法事項を紹介します。
英検は、後述するように語彙力が大事なことが多いのですが、文法事項を押さえていると文章の理解度も違ってきます。
特に前後関係のないリーディング大問1などは、文法を理解していないと正解にたどり着くのが大変なので、合格を目指す方であればチェックしておいてください。
・仮定法*
・不定詞
・分詞
・分詞構文
・関係代名詞
・関係副詞
大問1
大問1は、短文の空欄補充問題です。
問題数の割合は一番大きいですよね。
この大問対策を優先度が高い順に並べると、以下のような感じです。
③フレーズの前置詞に注意
大問1は単語・熟語の意味自体を問われている設問が非常に多いです。
つまり、ひっかけ問題みたいなものは少なく、空欄以外の文章と設問の意味さえ分かれば、用法までは知らなくても解ける問題なんです。
逆に言えば、設問の意味がわからないと選びようがないということでもあります。
文法問題は、選択肢に同じ単語の派生語や似たような使い方をする単語が並んでいるのが目印です。
練習でこの辺りを間違えてしまう方は、苦手な分野だけでも見直しをしておくとよいでしょう。準2級ではたくさんの文法問題は出ませんが、後々の勉強を考えると、いま曖昧なところの対策をしておくほうが効率的です。
フレーズの前置詞が問われることがあります。
問題数としては少ないですが、前置詞の種類までぜひ押さえておきたいところです。
大問2
大問2は会話文の空欄補充です。
おすすめの解き方は以下の通りです。
特に解答する時にはカッコの前後の意味のつながりを意識しましょう。
大問3
長文の空欄補充問題です。
3Aが物語文、3Bが説明文の構成になっています。
おすすめの解き方は
そんなに離れたところに解答の根拠があるとも思えません。
時間的にしっかり読んでもそれほど焦る必要はないので、タイトルから読み始めるようにしましょう。
大問4
長文の内容に一致した選択肢を選ぶ問題です。
4Aがメール形式、4Bが説明文です。
大問3と同様、段落と設問がリンクしています。
おすすめの解き方は
ライティングパート対策
ライティングパートは、公式から以下のようにポイントが紹介されています。
意見を支持する内容のみを書き、逆の意見を支持する内容は書かない
Yes, I do. / No, I don't.
リスニングパート対策
リスニングパートでは対話や英文が放送された後にその内容に関する質問が一度だけ放送されます。
一度しか放送されないので、質問文の聞き逃しは命取りです。
また、選択肢が印刷されている場合は、ざっくりでもいいので目を通しておくと余裕をもって解答できると思います。
リスニングの点数を上げるための訓練方法は、ディクテーションとシャドーイングの大きく2種類があります。英検2級であれば、より気軽にできるシャドーイングをおすすめします。
まとめ
今回は英検準2級の一次試験の合格点、構成、合格のコツについてご紹介しました。
一次試験のなかに3技能が詰まっているので、きちんと対策して合格を目指しましょう。
何から始めたらいいかわからない、という方はひとまず語彙力アップを目指してみてください。
英検で出やすい語句というのは決まっていますから、合格へ確実に近づくことができますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これから一次試験を受ける方、応援しています!
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