こんにちは、みるです。今回は、TOEIC800を取るための勉強法をご紹介します。
TOEIC600は取れたけれど、それからあまりスコアが伸びない...という人は多いのではないかと思います。
特にTOEIC800は英語学習をある程度してきた方の壁になりやすいです。
就活や仕事でのアピールに使いたい方もいますよね。
今までの勉強方法を見直して、更なるステップアップを目指しましょう!
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Contents
TOEIC800ってどれくらいのレベル?
リスニング | リーディング | 合計 | |
最高スコア | 495 | 495 | 990 |
最低スコア | 5 | 5 | 10 |
平均スコア | 325.6 | 260.9 | 586.5 |
(出典:TOEIC Program公式サイト 公式データ LRテスト平均スコア(第235回))
TOEICは上の表でも示している通り、平均値は600点弱くらいです。
そのため、TOEIC800は周囲の人からは「英語が得意な人」として認識してもらえることが多いです。
目標とする資格や試験の要件にもよりますが、800点以上がボーダーになるケースは少ないようですね。
つまり800点を取れていればライバルに差をつけることができる可能性が高まる、ということですね。
100点区切りでざっくりですが、現在のスコアと目標のスコアを選択することで「自分ができるようになること」が確認できるツールになっています。
モチベーション維持にも使えそうなので是非確認してみてください。
では、確実に800点を取るためにはどうすればいいのか考えていきましょう。
過去の成績を見直そう
では、ここからは自分の成績を見直してみましょう。
TOEIC600攻略の記事で「受験結果の分析」について詳しく紹介していますので、ご覧ください。
リスニングとリーディングのバランスや自分の苦手な分野を見つけてみてください。
同じ記事でTOEICテストの構成についても解説してありますので形式に不安がある方はぜひそちらも確認してみてくださいね。
これらを踏まえて、一度本番の試験形式の問題をきちんと時間を計って解いてみましょう。
TOEIC800を目指すのであれば、時間内にすべて解き終わるように、というのを最初の目標にしていいと思います。
精度とスピードのバランスが大切です。
次の項からは、リーディング対策とリスニング対策に分けてお話していきますよ。
リーディング対策
リスニングは時間が決まってしまっているのでその点気にすることないのですが、リーディングが最後まで解き終わらない!という方多いようです。
その主たる原因が語彙(ごい)。
単語や語句の意味がわからず、そこでストップしたり内容が掴めなかったりするわけです。
そんな事態を回避すべく、着実に語彙力をつけていく方法をご紹介します。
練習問題で「精読」しよう
字が汚くてすみません(笑)
上に貼ってある画像が私が精読したものです。
例えばメールの最初の文、breakdownとあります。
カタカナ語で聴いたことはあって「かみ砕いたもの」みたいなイメージがありますが、英語での意味は分からないからチェック⇒「内訳」でした。
私は、こんな風に単語をイメージで覚えてしまう癖があるので、ちゃんとした意味を聞かれるとちょっと迷ってしまうんですよね。
でもTOEICはその時間が勿体ないです。
少し時間をかけてぜひ精読にチャレンジしてみてください!
語彙を増やす
とはいえ、精読だけでは語彙力が充分になるまで時間がかかります。
単語の勉強も平行して少しずつ進めていきましょう。
自分の目指しているスコアやなにより使いやすさで選んでみてもいいと思います。
とにかく毎日単語に触れることが大事です。
過去記事でTOEIC対策用の単語帳をいくつかご紹介しています!
過去の記事でおすすめの英語学習アプリをご紹介していますので参考にしてみてください。
TOEICでは文章中の語句を言い換えて設問にしている時もあるのでこのネットワークができると大活躍すること間違いなしです!
問われていることを確認してから読み始める
何が聞かれるかわかっている問題は、先に問われていることを把握してから本文を読むのが非常に大事です。可能な場合は設問を2〜3個(選択肢は読まなくて良い)読んでおいて、まとめて解くことができると、時間的に余裕も出てくるかと思います。
リスニング対策
今度はリスニング対策についてです。
まずはTOEICテストでのなまりについて確認してみましょう。
なまりについて知る
リスニングの問題を解いていて、「え、今なんて言ったの?」ってことありませんか?
実はこれ、いわゆる「なまり」、英語で言うとaccentによるものが大きいと思います。
それぞれの国の英語の個性みたいなものですね。
実はTOEICテストの英語では、4か国の発音の英語が使用されています。
TOEICテストの英語は極端なaccentは少ないですが、この4か国の発音の違いについて紹介していきます。
アメリカ英語
日本に住む人が学校で習う一般的な英語です。
私たちにとって一番オーソドックスな発音のはず。
そのため、癖があまりない、と感じると思います。
個人的には口の動きが一番激しい気がします(笑)
参考になるのはCNNのニュース。
ページ下部で動画付きでニュースが見れるので違いを比べたい方は参考にしてみてください。
イギリス英語
4か国の中だと一番日本人が聞き取りにくい発音だと思います。
子音が強く発音されるのと、canが「キャン」ではなく「カン」のような感じで発音されます。
参考になるのはBBCのニュースです。ポッドキャスト→ポッドカストのように発音されています。
カナダ英語
発音はアメリカ式が多いけど、一部イギリス式というのが正しいようですが、あまりTOEICテストでも気にならない方が多いのではないでしょうか。
移民の関係でフランス語っぽい英語になる地域もあると聞きますね。
参考としてCBCのニュースを聴いてみてください。
オーストラリア英語
一般的に少し癖のある英語だと言われていますが、こちらもTOEICテストではあまり気にならないと思います。
よく言われるのは、todayを「トゥディ」ではなく「トゥダィ」と発音します。
またRの発音をあまりしない、つまり舌を巻かないそうで、Lの発音に近くなることがあるんだとか。
参考はABCのニュースです。
おまけ:ミランダ・カーのオーストラリア英語レッスンです。
地域にもよると思うのですが、こんなにアメリカ英語との違いがあるんですね。
ということでTOEICテストで使われる英語の中ではイギリス英語が一番苦手な方が多いかな、と思うのですが、いかがでしょうか。
ニガテがあった人も、心配無用です。
そのなまりに慣れるように意識して学習に取り組んでいきましょう。
シャドーイングする
TOEICで出てくるなまりについて理解したところで、本格的にリスニングのスコアを伸ばす方法について紹介します。
TOEIC600攻略の記事でも紹介したシャドーイングです。
シャドーイングとは、音声を聞いた後すぐに自分も同じことを繰り返す方法で、追いかけっこしながら読むような感じになります。
私が録音を勧めるのは「シャドーイングできた気になった自分は本当にできているのか」を確認するためです。
自信のないところはごまかしたり小さい声になったりするので、客観的に評価できますよ。
これを問題文が読まれるスピードに慣れていくためにも、TOEICの問題集で解き終わった問題で練習してみましょう。
問題文と同じスピードできちんと発音できるようになれば、ニガテ意識がある人も自信をもって試験に臨めますよ!
まとめ
今回は英語学習者の悩みの種になりやすいTOEIC800突破に向けた対策をご紹介しました。
TOEICはなんといってもスピードと正確さがいのちなので、どちらもバランスよく伸ばしていきたいですね。
また、自分のニガテ分野をきちんと認識することも大事です。
この機会に自分を見つめなおして、弱点の対策を始めましょう!
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