こんにちは。れんです。
以前、ミリオンセラーとなった名作「金のフレーズ」の紹介記事を書きましたが、その直後に姉妹書の「金のセンテンス」が2019年2月28日に発売となりました。
金フレ紹介記事はこちら
書店では1週間ほど早くから販売されており、さっそく「金のセンテンス」も徹底レポートしていきます!!
旧シリーズとなった「金のフレーズ」とはどこが違うのか、比較も含めてお伝えします。
忙しい方はここからだけでも読んでください!!
じゃーん!!さっそく「金のセンテンス」を近所の書店で手に入れました。
金のフレーズと見た目はそっくりですね。(購入される際はお間違えのないように)
中身はどう違うのでしょうか??
金のセンテンスとは?
金のセンテンスはその名の通り、文章で覚える形式の単語帳です。
TOEICでよく出る形の文章に、TOEICでよく出る単語を加えた、TOEICによく出るものしか書いていない単語帳になります。
わたしは金のフレーズだけで1ヶ月でTOEICスコア100は上げられると本気で思っていますが、金のセンテンスを使えば最短2週間からでも100スコアアップ狙えるのではないかと思うほどの良著です。
なぜそんなに短期間でTOEICの点数が上げられるのか、それは金のセンテンスが、TOEICのためだけに作られた本だから。
TOEICを攻略することに徹底的にこだわるTEX加藤先生だからこそ書けた本だと思います。
なぜ金のセンテンスはTOEIC対策だけの本だと言えるのか、旧シリーズの「金のフレーズ」と比較してみましょう。
『金のセンテンス』VS『金のフレーズ』
画像は最初のものを使いまわして申し訳ないのですが、「結局どっちがいいんだよ?!」ってあなたも思っているはずです。
「金のセンテンス」も「金のフレーズ」もTEX加藤先生の著作です。どちらもTOEIC対策特急シリーズの単語帳であり、おおよそTOEICで600点以上を目指す層に向けて書かれています。
ではここで改めて、「金のセンテンス」と「金のフレーズ」を比較してみたいと思います。
・金フレの語彙1000単語をすべて含む、約1500単語をカバー。
・「日本語→英語」形式の出題で、応用力が身につく仕組み。
「金のセンテンス」最大の長所は、出題形式を「英語→日本語」にしたことだと思います。
考えてみれば、TOEICのLR試験ってライティングとかないので、出題形式が「日本語→英語」である必要はまったくないんですよね。
いや、もちろん、TOEICだけに終始せず、英語力をつけてほしいというTEX加藤先生なりの意図であるとは知っています。しかし、とにかく短期間でTOEICの高得点を叩き出したい!と思ったら、「英語→日本語」で訓練したほうがはるかに効率的です。これが先程「金のセンテンスはTOEICのためだけに作られた」と言った理由です。
また「金のセンテンス」は「金のフレーズ」よりも収録語数が多く、TOEICの設問などで出てくる文章をそのまま例文として載せたような作りになっています。見たことのある文章が本番でたくさん出題されることで、スピードの足りなくなりがちなリーディングでスピード負けしなくなることも期待できます。
金のフレーズももちろん名著なのですが、今回の「金のセンテンス」はTEX加藤先生が満を持して送り出した最新版ですから悪いはずがありませんね!
ちなみにTEX加藤先生のブログには、「金のセンテンス」の制作秘話が公開されています。
『金のセンテンス』製作裏話(前編)
『金のセンテンス』製作裏話(後編)
金のフレーズよりもいい本に仕上げようというTEX加藤先生の意気込みが伝わってきますよね。
金のセンテンスの評判・口コミ
まだ発売されて間もない金のセンテンスですが、さっそくTwitterなどで評判がちらほら見受けられました。
TEX加藤先生の「金のセンテンス」を買ってみた。DUOのTOEIC版みたいな感じで、1000語が重複なしで文章になってる。これを作るのがいかに大変か、見てて震えた。「塗り絵」で高得点取られないようにするカラクリの解説などコラムも充実。凄い試験なんだなと改めて思った。特急シリーズは名作が多い。 pic.twitter.com/g9k3hjDxaM
— 齋藤 弘樹 (@hirokilexis) 2019年2月23日
TEX加藤先生自身のブログにもありましたが、この本を作成するのは並大抵のことではないですよね…。
他にも内容面でこんな声も。
金のセンテンスの音源抜群に良いですよ。日→英音源を使って、朝からひとしきり脳内翻訳してますが、金フレに比べ、読まれる日本語が長いので、高地トレーニングになりますね。情景描写的な文も出てくるので、TOEIC SWの練習にとても良いと思いました。全文音で暗記します。(以上、レビューでした 笑) pic.twitter.com/ey9FHs5Hbd
— 🥂🇫🇷 शाओ 샤오 🇷🇺 oʇuɐɹǝdsǝ (@duoyuyuan_) 2019年2月20日
「高地トレーニング」という感想が印象的でした。私も金のセンテンスはやはり金フレよりも一段上のように感じます。
少数派ですが、ちょっとマイナスの意見もありました。
金のセンテンス、DUO方式で好印象なんだけど、なんで1ページ1センテンスにしなかったのかなあ。
これから使ってみるけど、ここが使い勝手悪く感じそうな気がする。 pic.twitter.com/YKekPczTlF— 山崎陽子@教育業 (@kuroneko100ten) 2019年2月24日
1ページ1センテンスが見やすいのは確かですが、そうならなかったのは、本の厚さを抑えることで携帯性や利便性を高めることを重視した結果かもしれないですね。
まとめ
最後に「で、結局、どっちを買えばいいの?」という疑問にお答えします。
結論としてわたしの中では、以下のように落ち着きました。
・これからTOEIC単語帳を買う人には「金のセンテンス」がおすすめ。
・昔の金フレを持っている人は「金のセンテンス」に乗り換えがおすすめ。
・TOEICスコア800以上の高得点を狙いたい方には「金のセンテンス」がおすすめ。
・リーディングが苦手、Part7に弱くて対策したいという方にも「金のセンテンス」がおすすめ。
「金のセンテンス」をおすすめしないのは、TOEICの点数がまだそこまで高くない方。
目安として金のセンテンスはTOEIC700点以上〜の利用でいいような気がします。
銀フレ→金フレ→金セン(←New)という順序で学習を進めましょう!
最後までお読みいただいてありがとうございました。
金のセンテンス、ちょっといいかもなと思ったあなた。
書店に立ち寄って中身を見るだけでもやってみてはいかがでしょうか??
番外編:金のセンテンスを無料でダウンロードしてみよう?!
これは上級者向けだし、ちょっとケチな考え方なので、やるかどうかは個人の判断に委ねますが、「金のセンテンス」を自分で作ることも可能です。
「作るってどういうこと?」って思いますよね。
実は、ネット上でDLできる「金のセンテンス」の音源からディクテーションをやれば、金のセンテンスを作ってしまうことができるのです!(笑)
TOEIC上級者の方であれば、日本語訳と照らし合わせて、自分ですべて聞き取って書き出すというのはいいトレーニングにもなります。
TEX先生もこういう目的で音源を公開されているわけではないと思いますが、「TOEIC990目指して、ついこの前金フレ買ったよ!」という方は、英語の鍛錬だと思ってチャレンジしてみるといいかもしれません。
なお、金のフレーズについては以下の記事をお読み下さい!
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