こんにちは、みるです。今回は「英単語の単数形・複数形」がテーマです。複数形の作り方、単数形だと勘違いしやすい複数形の名詞、単複同形などを紹介していきますよ。今回も可算名詞と不可算名詞の区別がついているとわかりやすいので、まだ読んでいない方はこちらもご覧くださいね。
単数形と複数形
では単数形と複数形に関する基本的な考え方から見ていきましょう。単数形か複数形かはbe動詞もしくは一般動詞の形に影響してきます。単数形と複数形は英語でそれぞれsingular formとplural formです。
まず単数と複数の考え方が適用されるのは基本的に可算名詞だけです。数えられるから複数と認識できるからですね。「〜(可算名詞)は何個ありますか?」と聞くときは、"How many~?"を使います。
一方不可算名詞には複数形はなく、単体では単数扱いとなります。この前にa glass ofなどの単位が付いて来た場合は、この単位が複数形になれば受ける動詞は複数形の扱いです。「〜(不可算名詞)はどれくらいありますか?」と聞くときは、"How much~?"を使います。
そしてsome~などのときは名詞が可算名詞の場合は複数扱い、不可算名詞の場合は単数扱いです。名詞から少し外れた話になりますがnobodyやno one、every ~などが主語の場合は単数扱いになります。
単数形と複数形のルール
ここからは単数形から複数形を作るときのルールを見ていきます。
基本の複数形の作り方
複数形の作り方は名詞の最後の音に合わせて4種類あります。まず、基本から押さえましょう
- 基本中の基本:単語の最後にsをつける
例)dog→dogs - 単語の最後がs、x、sh、chで終わるとき:単語の最後にesをつける
例)box→boxes - 単語の最後が子音字(aiueo以外のアルファベット)+yで終わるとき:yをiに変えてesをつける
例)company→companies - 単語の最後がfまたはfe:fまたはfeをvに変えてesをつける
例)knife→knives
不規則変化
ここでは不規則な変化をする代表的な名詞を集めました。これは残念ながら覚えるしかないです...
*日本語で「データ」と普段から使っているのであまり感じないのですが、dataはすでに複数形です。注意しましょう。
単複同形
いままでは単数形と複数形でスペルが異なる単語を紹介してきましたが、実は単数と複数の形が同じの単複同形の単語もあります。
代表的なのは、以下のようなものです。
- 群れで生活する動物など
例)deer、fish、sheep - 語尾が-eseで終わる~人の意味の単語
例)Japanese、Chinese - 語尾が-craftで終わる単語
例)aircraft - 比較的最近使われるようになった外来語
例)sushi - 単純にsを付けようとすると発音がしづらいもの
例)species
一番最初に「群れで生活する動物など」を挙げましたが、例に挙げたように魚類とdeer、sheepを押さえておけば問題ないと思います。群れで生活するからと言って全ての動物が単複同形になるわけではありません。また、fishは魚の種類を言うときなどはfishesと通常の複数形と同じ要領で使います。常に単複同形ではない場合もあるということです。
基本的に複数で使うもの
ここからは基本的に複数形で用いるものを紹介します!
基本的に複数で使うもの
2つでセットで使うものは基本的に複数形で用います。以下に例を示します。
1セットの場合はa pair of ~、2セットの場合はtwo pairs of ~とpairが複数形になります。
まとめ
今回は英語の単数形と複数形とそのルールについてご紹介しました。
まずは基本の複数形の作り方を押さえて、その後例外を覚えていきましょう。
特にfishなどの単複同形の単語は、うっかりsをつけたりしないよう気をつけたいですね。
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