【英語でドラマフレンズ】フレンズシーズン1第17話を解説!

この記事には広告が表示されています。

今回も引き続きフレンズシーズン1第17話を解説していきます!

今回は16話のもうひとりのフィービーについての続きのお話です。

さて、どんな結末を迎えるやら..

フレンズの解説記事はこちらにまとまっていますのであわせてご覧ください。

あらすじ&準レギュラーチェック

では、簡単にあらすじと今回登場する準レギュラー、ゲストをチェックしていきましょう!

doctor

あらすじ

ある日、フィービーとそっくりな女性「アースラ」に出会ったジョーイは彼女に夢中になってしまいます。

一方、モニカは怪我をしているレイチェルを連れ病院へ。レイチェルに思わぬことを依頼され...

ロスは、なんだか意気消沈気味。なにがあったのでしょうか...?

準レギュラー

アースラ:前回に引き続き登場です。フィービーの双子のお姉さんです。もともと別のドラマの役をフレンズの中で演じています。

マルセル:ロスの飼っているおさるさん。ロスはマルセルのいたずらに手を焼いているようです。

ゲスト

今回のゲストはジョージ・クルーニー。レイチェルの足を見てくれる医師として登場です。

ジョージ・クルーニーといえば、『ER緊急救命室』や『オーシャンズ』シリーズで有名ですね!

放送日での計算にはなりますが、今回のフレンズゲスト出演当時は『ER緊急救命室』に出演し始めて半年ほど経ったタイミングだったようです!

では、本編の英語をチェック!

赤枠は語句や文法の解説、青枠は背景知識、緑枠は両方の箇所につけています。

シーズン1 17話 THE ONE WITH TWOPARTS (PART2)

insurance

アメリカの保険事情
今回の最初から出てくる健康保険問題についてちょっと解説です。

日本は「国民皆保険制度」といって、保険証を出せば自己負担額が減るものが多いですが(自由診療は別になりますが)、
アメリカは基本的には保険に入るのが任意になるので、入っていないとすべて自己負担になってしまいます...
ということでレイチェルはある秘策を思いつくことになるのですが...(皆さんは真似しちゃダメですよ!)

レイチェルの提案を受けてモニカがこう囁きます。
That's insurance fraud.
fraud:詐欺
insurance fraud:保険金詐欺

対訳)それって保険金詐欺だわ。
モニカが言い訳をしてなんとか新しい用紙をゲットしようとしている場面。
受付係の女性とのやりとりです。
Monica : I am really an idiot!  I was filling out my friend's form and instead of putting her information, I put mine.
Receptionist : You are an idiot.
Monica : Yep, that's me. I am that stupid.
モニカが自分の「まぬけさ」を強調して話している場面です。
idiot:まぬけ、後半でstupidに言い換えられています。
似たシーンが今話の後半にも出てきますね。
対訳)
モニカ:私ってほんと馬鹿だわ。友達の用紙を記入してて、彼女の情報を書く代わりに、自分のを書いちゃったの!
受付係:あなたって馬鹿ねえ。
モニカ:そのとおり。私って馬鹿なのよ。
birthday

ジョーイの可愛い場面。私お気に入りです(笑)

Joey:I'm taking Ursula tonight. It's her birthday.
Ross : Whoa, what about Phoebe's birthday?
Joey : When's that?
Ross : Tonight.
Joey : Man, what are the odds of that happening?
Ross : You take your time.

odds:オッズ、確率、可能性
take your time:ごゆっくりどうぞ
対訳)
ジョーイ:アースラを今夜連れていくつもりなんだ。今日彼女の誕生日でさ。
ロス:おいおい、フィービーの誕生日はどうするんだよ?
ジョーイ:それっていつ?
ロス:今夜だよ。
ジョーイ:まったく、こんなことが起こるなんてすごい偶然じゃない?
ロス:(どうしてか)じっくり考えてみて。
レイチェルが思わず口走ってしまう場面。無理やりごまかします。
Rachel:Aren't you a little cute to be a doctor?
Doctor: Excuse me?
Rachel: God, young, young. I meant young. Young to be a doctor.
対訳)
レイチェル:お医者さんにしては少しかわいいんじゃない?
医師:はい?
レイチェル:ああ、若いってこと。お医者さんにしては若いわね。
サプライスパーティーの定番の入りですが...
Everyone: Surprise!
Ross: What are you doing? You scared the crap out of me!
You scared the crap out of me! <俗>めちゃくちゃびっくりしたよ!
海外ドラマを見ているとよく出てくるサプライズパーティー。
打ち合わせがよくできていないとこんな感じでびっくりさせてしまうこともあるようです。

対訳)

みんな:サプライズ!
ロス:なにやってるんだよ〜びっくりした!
colonial
Colonial Williamsburg
有名な歴史的な野外テーマパークです。
18世紀の植民地時代を再現した街で、街全体が18世紀の仕様になっています。
「生きた博物館」とも言われ、そこで働く人々が実際に住んでいて、建物、話し方、モノなどあらゆるものを忠実に再現しています。
お医者さんたちがやってきました。モニカたちはもめているようです...
Doctor: We brought a wine. Look at this.
It's from the cellars of Ernest and Tova Borgnine. How could we resist?
Rachel: That's great!
Doctor: So, Monica, how's the ankle?
Monica: It's ... Why don't you tell them? After all, it's your ankle.
How could we resist?:選ばずにはいられないよね。
resistは直訳すると「拒む」ですが、これくらいの軽い意味でも使えるんですね。
after all:だって、結局
このあとのStat!はラテン語で急いで!という意味があります。
対訳)
医師:ワインを持ってきたんだ。見てよ。Ernest and Tova Borgnineっていう蔵のものらしいんだ。選ぶしかないよね。(良さそうでしょ?)
レイチェル:わーすごいわ!
医師:そういえば、モニカ、かかとの調子はどう?
モニカ:ええと、あなた教えてあげたら?だってあなたのかかとだもん。
意見が食い違う二人。レイチェルからモニカに一言。
You get uptight.

uptight:ひどく保守的な、神経質な、ピリピリした対訳)あなた神経質になってるわよ。

hummus

hummus
ゆでたヒヨコマメ、ニンニク、練り胡麻、オリーブオイル、レモン汁などを加えてすりつぶし、塩味を付けた料理です。上の画像のような見た目です。美味しそうですね。もともとはアラブ系の料理ですが、アメリカでは野菜やトルティーヤなどと一緒に食べることも多いようです。
余談ですが、チャットアプリのSlackの通知音でhummusと発音されているのも設定できます。なぜhummusなのか謎ですが、気になった方は一度設定してみてください。(笑)
自分のしていることの危うさに気づいたレイチェル。
Rachel: You're right. This wasn't worth it.
Monica: Thank you.
worth:価値がある
ということなので、今回したこと(=詐欺)が価値がないということですね。
対訳)
レイチェル:あなたが正しいわ。こんなの間違ってた。
モニカ:そうでしょう。
flower
ショックを受けているジョーイ。なにがあったのでしょうか?
Joey: Your sister stood me up the other night.
Phoebe: Oh, no. Don't you hate it when people aren't there for you?

stand someone up: すっぽかす

フィービーはちょっとイヤミを言ってますね。(フィービーの誕生会に来なかったことを責めているんだと思います。)

対訳)

ジョーイ:君のお姉さん、この前の夜約束をすっぽかしたんだ。
フィービー:あら。人があなたのためにいないのって嫌じゃない?
アースラが現れて喜ぶジョーイ。でも...
Joey: Urs! I've been trying to call you.
Urs?:Listen...
Joey: Don't say "listen." I know that "listen." I've said that "listen."
ジョーイが何度もlistenを言っているのが面白い場面です。
対訳)
ジョーイ:アースラ!電話してたんだよ。
アースラ?:聞いて...
ジョーイ:「聞いて」なんて言わないで。その「聞いて」の言い方知ってる。俺もその「聞いて」っていうの言ってきたからさ。

まとめ

ちょっと寂しい感じで終わった今回ですが、とりあえず丸く収まってよかったです。
アースラは「魔性の女」という感じで今後も登場してくるので注意してみておきましょう!

これまでの解説記事はこちら。

えいごログでは、英語に関するさまざまな話題を取り扱っています。ぜひ覗いてみてください!

えいごログ運営陣によるオンライン英語学習教室

ポム英語学習教室は、2019年の開校以来小学生から社会人まで幅広い年齢層の方の英語学習をサポートしてきました。生徒様からの需要が高く、2021年にはオンライン校を開校して、遠方の生徒さんに対しても丁寧な英語学習指導を行っています。

pom

小学校・中学校の英語学習先取り/定期テスト対策/受験対策や、英検対策/TOEIC対策/IELTS対策など各種資格試験の対策も充実!やる気を引き出して丁寧に指導します。

電話:03-6823-5533
※生徒受付専用ダイヤルです。業者からの営業のお電話は固くお断り致します。

住所:東京都大田区南馬込5-40-5 テワンビル2F

この記事を気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事