こんにちは、みるです。今回は英検の面接対策についてです。
英検の面接ってどんな試験なのか、どういう準備をして臨めばいいのか気になりますよね。
面接の流れからポイント、注意点をまとめました。
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Contents
英検の面接ってどんな試験?
そもそも英検の面接ってどんな試験なんでしょう?
英検の面接とは
英検の面接は正式には二次試験と呼ばれるもので、3級から1級まで一次試験合格後に受験します。
簡単な流れは後述しますが、面接室への入室から退室まで面接官とのやり取りを全て英語で行うスピーキングの試験です。
どの級でも個人面接ですが、1級のみ面接官が2人です。
全て英語、と言われると緊張してしまうかもしれないですが、これから紹介するポイントを押さえれば大丈夫です。
面接の主な流れ
では、面接の流れをざっくり見ていきましょう。
入室
・面接カードを忘れずに持って行きます。1級の場合は係員に、それ以外の級では面接室内の面接官に手渡します。
・面接室に入ります。個人的にはノック3回がおすすめ。
(ノック2回はトイレの時、4回は正式だが多すぎるとする説があり3回が一番無難。あくまで採点外なので、迷ったら参考にして下さい。)
面接室内
・入室したらきちんと挨拶します。
・面接官から”Please have a seat.”と言われるので"Thank you"と言い、着席します。
・名前の確認があります。"May I have your name, please?"と聞かれるので、"My name is ~"で答えましょう。級によってはそのあと級の確認をされることもあるので、その場合は”OK”と答えましょう。
・簡単な挨拶をしてから、試験の本題に入っていきます。
以下の手順は級ごとに異なりますので、自分の受験級について確認しましょう。
3級、準2級、2級
面接官は1人です。面接官から問題カードが渡されます。
面接官から指示がありますので、問題カードの黙読、音読をします。
そのあと、問題カードの内容に関する質問があるのでそれに答えます。
また、受験者についての質問や受験者の意見を問う質問もあります。
質問がすべて終わると問題カードを返すよう指示がありますので、面接官に返します。
3級・準2級・2級の面接についての詳しい説明はこちら!
準1級
面接官は1人です。面接官から問題カードが渡されます。
問題カードには、文章と四コマのイラストが書かれています。
指示文を黙読し、ナレーションを考えて発表します。
その後面接官から質問があるのでそれに応えます。
質問がすべて終わると問題カードを返すよう指示がありますので、面接官に返します。
1級
面接官は2人です。面接官から5つのトピックが書かれた「トピックカード」が渡されます。
トピックを1つ選び、スピーチの内容を考えます。指示によりスピーチをし終えたら、その内容やトピックに関する質問があるので答えます。
質問がすべて終わるとトピックカードを返すよう指示がありますので、面接官に返します。
退室
・すべて指示が終了すると、面接官から”You may go now.”と言われるので"Thank you."と言って退室します。
面接を受けるときのポイント
面接の流れがわかったところで面接を受ける時のポイントを確認しておきましょう。
面接の準備のポイント
服装
「面接」と言われると服装に迷ってしまいますが、スーツでも制服でも私服でも大丈夫です。
ただし私服の場合、あまりカジュアルなものは試験に着ていくのに不向きだと思いますので、ど派手な格好はやめたほうがいいかもしれないですね。
制服やスーツも着るのであればきちんと着るようにしましょう。
お決まりフレーズ・音読の練習
よく使う表現を知っていても自分で必要な時に使えないと意味がありません。
さっと使えるように練習しておきましょう。
また、3級、準2級、2級は面接官の前で音読する場面があります。
すらすら読めるよう、練習しておきたいですね。
携帯電話・スマートフォン
面接中は音が鳴らないようにしておきましょう。
鳴ったからといって減点対象になるかはわかりませんが、試験を受けるものの最低限のマナーです。
荷物はコンパクトに
荷物は面接室に持って入るので、コンパクトな荷物がベターです。
面接中に気を付けること
挨拶する:
元気よく挨拶しましょう。印象も大事です。
あまり難しく考えない:
難しく考えすぎずに答えましょう。
例えば、日本語で「今日はどうやってここまで来ましたか?」と聞かれて、「歩いて、バスに乗って、歩いて、電車に乗って...」と細かく全部は答えないですよね。
受験する級によって答える質問に答える時の理想の文量というのは変わってきますが、それでも複雑な文は求めてられていません。
沈黙しない:
コミュニケーションを取るうえで大事なことです。
質問されたときに悩んでいる時は、Well,...などなにかつなぎで使える言葉を入れて、質問がわからなかったときは聞き返して対応しましょう。
聞き返しはOK:
聞き返すのは悪いことでも恥ずかしいことでもありません。
ただ、質問がわからなかった場合は早めに聞き返しましょう。
間が空いて聞き返すのは話を聞いていなかった感じがして不自然です。
また、何度も聞き返すのも「単に聞き取れていないんだな」と解釈されてしまうのでできれば避けましょう。
まとめ
今回は英検の二次試験「面接」の流れ、ポイント、注意点について紹介しました。
試験といえど、内容は「面接官との会話」です。
相手と話したい、自分の考えをきちんと伝えたいという意識をしっかり持てばそんなに怖いものではありません。
不安だよ、という方も事前準備をしっかりして堂々と面接に臨んでいきましょう。
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