こんにちは、みるです。
みなさんは語学留学する国としてどんな国を思い浮かべますか?
アメリカ...イギリス... ...?
いえいえ、実はもっと他にもたくさんあるんですよ。
今回は「カナダへ語学留学」をテーマに、カナダ留学のおすすめ都市やカナダへ留学することのメリット、また気になるビザの申請や費用などを解説していきます。
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Contents
カナダへ語学留学!
カナダを留学先に考えたとき、どんな特徴があって、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。
そんな気になる情報をまとめてみました。
カナダの語学学校の特徴
まず、教育制度についてですが、カナダは語学教育先進国といわれています。
というのも、公用語が英語とフランス語の2つであり、また移民が多いのでそれらを母国語としない人々への教育が盛んです。
では、カナダの語学学校にはどんな特徴があるのか見ていきましょう。
せっかく語学留学しても、日本語で話す時間が長くなってしまうと勿体ないですよね。
母国語禁止のルールがあれば、周りに流されることなく学校生活を送れそうです。
大学付属の英語コース:現地の学生と交流可能、単位認定される可能性もあり
おすすめ都市
留学のおすすめ都市は以下の通りです。
東西で都市が分かれている感じがありますね。
これらの都市を使って簡単なフローチャートを作ってみました!
自分に合った都市を見つけるのにお役立てください。
・日本人の留学生が多い
・フランス文化について学ぶことができる
・モントリオールは「北米のパリ」とも呼ばれる
・オタワは世界で最も美しい首都のひとつとされる
・オタワ/ケベックシティは日本人留学生が少ないので狙い目
・トロントにはオンタリオ湖、ナイアガラの滝など自然スポットが充実
・カルガリーではハイキングやカヌーなどのアクティビティが人気
・ウィスラーはスキーのリゾート地だが、夏も乗馬やラフティングなどを楽しめる
・ウィスラーでは英語とウィンタースポーツをどちらも学ぶコースもある
気になる費用
ここからは気になる費用を見ていきます。
もちろん平均的な値を示したもので、地域や時期によって変動しますが、おおよその参考になれば幸いです。
項目 | 1ヵ月語学留学したときにかかるお金 |
語学学校の授業料 | 約10万円 (アクティビティ代は別料金のことも多い) |
滞在費 | 寮:約15万円 ルームシェア:約6万円 ホームステイ:約12万円 |
その他 | 入学金、教材費、タクシー代 |
航空券代(片道) | ~約10万円(シーズンによりかなり変動する) |
生活費 | 約10万円 |
海外傷害保険料 | 約9万円 |
ビザ申請費(申請する時) | 約1.5万円 |
1ヵ月合計約60万円くらいですが、切り詰めれば30万円程度になる場合もあります!
ビザ等の申請
カナダの主なビザについて解説します。
まず、滞在期間が6ヵ月以下の留学の場合はビザの申請は不要です。
これがカナダ留学が人気である理由の一つです。
代わりに、eTAというシステムに登録してからカナダに入国します。
eTA(電子渡航認証システム):
有効期間は5年間。この間にパスポートが切り替わった場合には再度申請する必要があります。
労働しない短期留学の時はこれでOK。
ですが、カナダで働きたい場合や半年以上留学する場合はビザの申請が必要です。
学生ビザ:
6ヵ月以上語学学校で学んだり、大学で学位を取る予定のある人は学生ビザの申請が必要です。
不法滞在リスクを減らすため、要件は厳しめです。
最低でも以下の3つを満たしている必要があります
・学費が払えること
・生活費があること(1000ドル/月程度)
・帰りの航空券があること
大学で学ぶ場合は規定時間内で働くことができます。
また、夏季休暇中はインターンシップで企業で働くことも可能です。
※
ケベック州の都市(モントリオール、ケベックシティ)に留学する時は学生ビザ申請の前にCAQ申請が必要です。
申請に1ヵ月ほどかかる場合もあるので早めに行動しましょう!
ワーキングホリデービザ:
時間の制限なく働きたい場合にはこのビザです。
人生で1回だけ、30歳の誕生日までに申請することができます。
取得してしまえば、制限が少なく比較的自由なビザになっていますが、有効期間は1年間です。
このため、カナダで長く働きたい場合は年齢等で引っかからないのであれば、
学生ビザからワーホリビザに切り替えるのが良いといわれています。
取得方法は3段階方式です。(2019年から3段階目(バイオメトリクス)が追加になりました)
・1段階目
IEC PROFILEの作成→ワーホリ希望者申請
申請中に必要書類を集める
・2段階目
カナダ移民局から招待状→受け取るかどうか決め、申請
各種費用の支払い
・3段階目
手紙を受け取る→カナダ・ビザ申請センター(東京)で指紋と顔写真を提出
COOPビザ:
語学学校や短大などで特定のプログラムを修了し、要件を満たすと取得できる就労ビザです。
就労ビザ:
一般の就労ビザももちろん存在します。
ワーホリビザをすでに使用した場合や30歳を過ぎている場合にはこちらのビザです。
しかし、企業側が外国人を雇う必要性を証明する必要があり、ワーホリに比べるとハードルは高めです。
※在留届:
海外に3ヵ月以上滞在する方は申請が義務付けられています。
日本の法律で決められています。
特に罰則はありませんが、万が一災害などがあった場合に安否確認がしやすいので申請しておくことをおすすめします。
申請方法はいくつかありますが、ウェブで申請することができます。
メリット・デメリット
では、これまでのメリット・デメリットを整理してみます!
・居ながらにしてさまざまな文化を体験することができる
・大都市でも自然が近い
その他カナダの豆知識
その他カナダの情報について紹介していきます。
基本データ
国旗:
赤と白2色の国旗で、中央にサトウカエデの葉が描かれています。
英語ではThe Maple Leaf Flagと呼ばれています。
サトウカエデは、紅葉の美しさや樹液がメープルシロップになることからカナダを代表する木として位置づけられています。
特にメープルシロップは開拓時代の冬場に飢えを凌ぐうえで必需品だったそうです。
先住民と開拓者の歴史を表しているんですね。
首都:オタワ(オンタリオ州)
面積:31,462,574 ㎢(ロシアについで世界第2位)
歴史:
原住民が暮らしていたところにヨーロッパ系の移民がやってきたのが始まりです。
イギリスの元植民地ですが、もともとイギリスとフランスが植民地争いをした歴史があり、イギリス系とフランス系の地域に分かれています。
現在でもさまざまな地域からの移民が多いそうで、「人種のモザイク」と呼ばれています。
政治体制:
立憲君主制。実質的な首長は連邦政府の首相です。
イギリスとその植民地であった独立の主権国家からなる集合体で、イギリス連邦の国の一つです。
このため、公式にはイギリス国王がカナダ国王として国家元首とみなされます。
地方行政区分:
10の州と北部の3つの準州からなっています。
気候:
西海岸沿岸部→温帯。夏は涼しく冬は温暖と過ごしやすい。
その他の地域→亜寒帯か寒帯。冬は厳しい寒さに注意!
言語:
連邦政府における公用語は英語とフランス語です。
このため、映画は両言語で製作されるそうです。
国民のうち第一言語を英語とするのが約60%、フランス語とするのが約20%です。
特にケベック州はフランス語のみを、ニューブランズウィック州は英語とフランス語を州の公用語としています。
それ以外の州については英語が公用語です。
準州については英語やフランス語以外の言語が公用語になっていることもあります。
カナダ英語の特徴:
地理的に近いアメリカ、移民元のイギリスやフランスの影響を大きく受けています。
さらに地域によって影響の大きさが異なるため、地域によって語彙等に多様性があります。
綴り(スペル)はイギリス英語に影響されていることが多いようです。
発音はアメリカ英語に近くなまりは強くないとされています。
宗教:
キリスト教が77%。
治安:
良好。ただし夜道での外出は控えたほうが無難です。
チップの相場:
レストラン→消費税が足される前の代金の15%
ホテル→ポーターに2ドル程度
タクシー→料金の10%から15%
日本には馴染みのないチップ制度。カナダに行く前に押さえておきたいですよね。
サービスを受けたら基本的にチップを払います。
ただ、例えばセルフで料理を運ぶファストフード店や自分でレジに行く小売店などではチップは不要です。
支払いがクレジットカードの時は、暗証番号入力後にいくらチップを払うか端末上で選択できます。
さすがカード社会ですね。
まとめ
今回は語学留学先としてのカナダについてご紹介しました。
きれいな英語やさまざまな文化について学ぶならカナダがおすすめです。
語学学校もたくさんあるので、自分の目的や計画に合わせて都市や学校を探してみてはいかがでしょうか。
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