こんにちは、みるです。
今回は「アメリカへ語学留学」がテーマです。
最近では芸能人の短期留学なども一般的になってきましたね。
語学留学先の国として思い浮かぶ国の一つはやはりアメリカですよね。
今回は留学先のおすすめ都市、アメリカ留学にかかる費用や必要なビザ申請、またアルバイトなどの就労が許可される場合について調べてみました。
☆他の地域への留学についての情報はこちらから!
Contents
アメリカへ語学留学したい!
ここからはアメリカ留学に必要な情報をご紹介していきます。
アメリカの語学学校の特徴
アメリカの語学学校は数が多く、私立の語学学校と大学付属の英語コースに分かれています。
寮滞在できる学校が多いのも特徴です。
・目的別のコースが充実
・入学のタイミングも自分の予定に合わせて選択しやすい
おすすめ都市をチェック!
ここではアメリカのおすすめ都市をご紹介します。
多くの都市に語学学校があることがわかりますね。
また、ハワイのホノルルなどのリゾート地も留学先として考えることができます!
たくさん候補があって選べないあなたのために、簡単ですがフローチャートを作りました。
気になる都市は見つけられましたか?
それぞれ都市について解説していきますね。
・ニューヨーク滞在は物価が高く費用がかさみやすいので余裕をもって行動を
シアトルはスターバックスやアマゾンなど大企業の本社所在地としても知られていますね。
・シカゴは内陸の風が強い街。寒いので服装等には注意
・いずれの地域もビーチが有名で、マリンスポーツが人気
・日本語が通じやすいので留学が不安な方におすすめ
気になる費用は?
留学する時に気になるのはなんといっても費用ですよね。
アメリカ留学にどれくらい費用がかかるのか調査してみました。
項目 | 1ヵ月の留学 | 1年の留学 (大学留学も含む) |
語学学校の授業料 | 5万円~30万円 | 70万円~400万円 |
滞在費 | 寮、ホームステイ:17万円 ルームシェア:9万円~18万円 |
寮、ホームステイ:200万円 ルームシェア:110万円~220万円 |
その他 | 入学金、教材費など | 入学金、教材費など |
航空券代(片道) | 10万円 | 10万円 |
生活費 | 5万円~10万円 | 60万円~120万円 |
海外旅行保険料 | 2万円 | 30万円 |
ビザ申請費 | 約2万円 | 約2万円 |
合計金額概算 | 45万円~85万円 | 300万円~800万円 |
留学先の地域や語学学校の種類や規模、選ぶコースなどによって金額がだいぶ変動してきますが、目安はこれくらいです。
1年の留学では、語学学校に留学するか、大学に留学するのかでだいぶ金額に幅が出てきます。
また、留学中の帰国はしない計算にしてありますので、帰国する予定の場合にはその金額も考慮してくださいね。
ビザの種類と申請方法を確認
ここでは、アメリカ留学で主に使われるビザとアメリカで働きたい場合はどうしたらよいのかについて紹介します。
アメリカ留学におけるビザの要否の判断のポイントはずばり授業が週18時間以上*かどうかと滞在期間です。
*留学先が高校や大学の場合には1学期に12単位以上取得するに置き換え
週18時間未満の授業を受け、かつ滞在期間が90日以下の場合
⇒学生ビザは不要、ビザ免除プログラムが適用になる
必要な申請:ESTA
適用条件:帰りの航空券が予約できていること
週18時間以上の授業を受けるならF-1ビザ
一般的な学生ビザです。
簡単にですが必要なもの、作業を列挙しておきます。
なお、当然語学学校への入学手続きも別途必要なので忘れずに。
現在有効なビザ
過去10年間に発行されたビザ
銀行残高証明書(英文)
学校の入学許可証(I-20)
証明写真
オンライン上の申請書類DS-160を作成
大使館での面接の予約(予約確認ページを印刷)
ビザ申請料金の支払い(領収書を印刷)
SEVIS*費用の支払い(領収書を印刷)
面接場所により事前に書類を郵送する場合と当日持参する場合に分かれる
面接を受ける
ビザが許可される
入国時にI-20と学生ビザを提出し、入国許可してもらう
*SEVISとはStudent and Exchange Visitor Information Systemの略です。
この運営費用は学生ビザ申請者が負担することになっています。
ESTAと比べて費用と時間がかかるのがお分かりいただけましたか?
余裕をもって申請する必要がありそうですね。
アメリカで働きたいときはどうしたらいい?
では、アメリカで留学している間にアルバイトやインターンなどに行きたい場合はどうしたらよいのでしょうか?
まず、ESTAは観光ビザの代わりなので、バイトするのは違法です。
F-1ビザでの就労も基本的には不可です。
といっても、以下のような条件があります。
・学内での週20時間以内のバイトであれば可。
・就学から1年経過でCPT申請可で、学校以外でフルタイムで働くことができる。
・学校でのプログラム修了前後にOPT申請可で、文系なら1年/STEM領域なら最大3年就労可。
・CPTをフルタイムで1年以上行うとOPTが申請できない
つまり、就学から1年までは週20時間以内の学内のバイトしかできないと考えてください。
ただ、学内のバイトといってもたくさんの種類があるんです。
例えば、カフェテリアの店員、売店のレジ、チューター、清掃員など。
良い経験にもなるはずなので、自分に合ったバイトを探してみてはいかがですか。
学校のプログラムの受講中に企業研修をすることができる制度。
学生が専攻しているプログラムのカリキュラムの一環として企業で研修を行う。
週20時間未満のパートでもフルタイムでもOK。
科学、技術、工学、数学といった分野を指す言葉で、いわゆる理系領域のこと。
科学技術の競争力についての議論のときにSTEM領域の教育が話題に上がることが多い。
※在留届
海外に3ヵ月以上滞在する方は申請が義務付けられています。
日本の法律で決められています。
特に罰則はありませんが、万が一災害などがあった場合に安否確認がしやすいので申請しておくことをおすすめします。
申請方法はいくつかありますが、ウェブで申請することができます。
アメリカ留学のメリット・デメリット
では、ここまで出てきたアメリカ留学のメリット・デメリットをまとめます。
その他アメリカの豆知識
その他、知っておきたいアメリカの情報を簡単にまとめました。
基本データ
国旗:
星条旗ともいわれますね。
英語では、"the Stars and Stripes"といいます。
赤と白の横縞が独立時の13個の州を、星は現在の50個の州を表しています。
州の数が変わるたびにデザインを変更してきたので、「世界で最も変更回数の多い国旗」なんだそうですよ。
首都:ワシントンD. C.
法律上の正式名称はコロンビア特別区(District of Columbia)で、この地域はどの州にも所属していません。
現職の大統領が住むホワイトハウスなどが有名ですね。
政治と金融で大きな重要性を持つ都市です。
面積:9,628,000 ㎢
政治体制:
50の州とコロンビア特別区で構成される連邦共和制国家です。
それぞれの州で法律が異なるなど自治権はありますが、連邦政府の権限は強大です。
国家元首はご存知のとおり大統領です。
選挙が間接選挙なのもアメリカの特徴ですね。
公用語:
実は国としては法律で決まっている公用語はないそうなんです。
州では英語を公用語とするところが30州あるそうですよ。
治安:
地域によっては注意が必要。
少しの距離の外出でも車が安全な場合も多いようです。
チップの相場:
レストラン→代金の15%程度
ホテル→ポーターに2ドル程度
タクシー→料金の15%程度
日本には馴染みのないチップ制度。アメリカに行く前に押さえておきたいですよね。
サービスを受けたら基本的にチップを払います(サービスが良くなくても払います(笑))。
ただ、セルフで料理を運ぶファストフード店や自分でレジに行く小売店などではチップは不要です。
支払いがクレジットカードの時は、チップの額を所定欄に書くか「0またはCash」と書いて現金で払うかを選択できます。
主要イベント
せっかくアメリカに留学するなら、主要イベントも知っておきたいところ。
そんなあなたにぴったりの記事があります。
日本との違いについても解説しているので、アメリカの文化について理解を深めることができますよ。
まとめ
今回はアメリカへ語学留学するときのおすすめ都市、費用、ビザの申請、メリットなどを紹介しました。
あなたの行ってみたい都市はみつかりましたか?
アメリカでは就労に関する制約が多いぶん、規則の範囲内でいろいろな経験ができたらいいですね!
☆他の地域への留学についての情報はこちらから!