こんにちは、れんです。
今回はオーストラリアへ語学留学をしようかなと思っているあなたに、オーストラリアに語学留学する場合のおすすめ都市やオーストラリア留学のメリット、また確認しておきたいビザの申請や滞在費について解説していきます。
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Contents
語学留学 in オーストラリア♪
オーストラリアの語学学校はどんな特徴があって、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。他の国にない特徴を以下にわかりやすくまとめてみました。
オーストラリアの語学学校の特徴
オーストラリアは留学産業拡大のために州・国家単位で取り組んでいます。語学留学で留学する人が他の国に比べても多く、学生ビザを持たず、ワーホリビザや観光ビザで留学する学生が多いのが特徴です。
(参考:留学白書2018)
実際、私も1ヶ月オーストラリアに滞在していましたが、そこで知り合った友人たちも学生ビザを持っていない人が大半でした。ドミトリーみたいなところに安く泊まりながら、英語を学習することもできるのがオーストラリアのいいところです!
おすすめ都市
留学のおすすめ都市は以下の通りです。
オーストラリアは内陸部は砂漠地帯となっており、都市は沿岸部に集中しています。
留学先も沿岸部になると考えて良いでしょう。
これらの都市を使って簡単なフローチャートを作ってみました!
自分に合った都市を見つけるのにお役立てください。
・日本人の留学生が多い(ケアンズ)
気になる費用
ここからは気になる費用を見ていきます。
もちろん平均的な値を示したもので、地域や時期によって変動しますが、おおよその参考になれば幸いです。
【2週間の場合】
項目 | 2週間語学留学したときにかかるお金の目安 |
語学学校の授業料 | 5〜10万円 |
滞在費 | 4〜5万円 |
航空券代(片道) | 約3万円〜7万円(シーズンによりかなり変動・LCCが安い) |
生活費 | 約2.5万円 |
海外傷害保険料 | 約0.5万円 |
ビザ申請費 | 約1.2万円〜 |
その他(交際費など) | 1〜1.5万円 |
どんなに節約しても航空券や保険代など全て込みで15万円以下にすることは難しいでしょう。2週間などの短期間だとどうしても全体の費用に占める航空券代の割合が高くなり、1日当たりの費用は割高になりがちです。時間が取れるのであれば、1ヶ所に長く滞在するほうが費用は安く抑えられます。
相場としては、2週間で20万円〜30万円程度を見ておくといいと思います。
【1ヶ月の場合】
項目 | 1ヵ月語学留学したときにかかるお金の目安 |
語学学校の授業料 | 10〜20万円 |
滞在費 | 5〜10万円 |
航空券代(片道) | 約3万円〜7万円(シーズンによりかなり変動・LCCが安い) |
生活費 | 約5万円 |
海外傷害保険料 | 約1〜2.5万円 |
ビザ申請費 | 約1.2万円〜 |
その他(交際費など) | 2〜3万円 |
ある程度節約しても、1ヵ月合計約30万円程度が目安です。
お金に糸目を付けなければ60万円ほどは普通にかかると思います。
【3ヶ月の場合】
項目 | 3ヵ月語学留学したときにかかるお金の目安 |
語学学校の授業料 | 30〜45万円 |
滞在費 | 15〜30万円 |
航空券代(片道) | 約3万円〜7万円(シーズンによりかなり変動・LCCが安い) |
生活費 | 約10万円 |
海外傷害保険料 | 約5万円 |
ビザ申請費 | 約5万円〜 |
その他(交際費など) | 5〜10万円 |
3ヶ月語学学校に通うとなると、相場として75万円〜100万円はかかります。
3ヶ月以上語学学校に通う場合は学生ビザの取得も必要となります。
【6ヶ月の場合】
項目 | 6ヵ月語学留学したときにかかるお金の目安 |
語学学校の授業料 | 45〜60万円 |
滞在費 | 45〜60万円 |
航空券代(片道) | 約3万円〜7万円(シーズンによりかなり変動・LCCが安い) |
生活費 | 約10万円 |
海外傷害保険料 | 約10万円 |
ビザ申請費 | 約5万円〜 |
その他(交際費など) | 10万円 |
半年の留学での費用の目安は90万円〜130万円程度になります。
少しでも安く抑えたい場合はワーホリと組み合わせて現地でもお金を稼ぐ方法や、外食を控えることで節約する方法などがあります。
【1年の場合】
項目 | 1ヵ月語学留学したときにかかるお金の目安 |
語学学校の授業料 | 約90万円 |
滞在費 | 約90万円 |
航空券代(片道) | 約3万円〜7万円(シーズンによりかなり変動・LCCが安い) |
生活費 | 約20万円 |
海外傷害保険料 | 約20万円 |
ビザ申請費 | 約5万円〜 |
その他(交際費など) | 約20万円 |
1年となると住む場所や選ぶ語学学校、また滞在のスタイルなどによって大きく費用が変わる可能性はありますが、贅沢をせずに語学留学を1年したときの費用の目安は約250万円程度になります。日本で普通に1年暮らすときと費用的にそんなに変わりはないですね。
滞在費を安くするコツ
またオーストラリアは外食費は高いのですが、Woolworthsやcolesなどのスーパーマーケットは食材も比較的安いので、朝ごはんや夜ご飯は家で食べて、昼は学食や安めのお店で食事するのがおすすめです!
わたしもオーストラリアに滞在していたときは朝ごはんはシリアルやパンにしていたので、1食1〜2ドル(当時のレートで80円〜160円)程度に抑えられていました。オーストラリアで出会った友人も朝はスーパーで買った安いパンを食べて食費を安く済ませていましたよー(^^)/
ビザ等の申請
オーストラリアの主なビザについて解説します。
まず、滞在期間が3ヵ月以下の留学の場合はビザの申請は不要です。
この場合、ETASというシステムに登録してからオーストラリアに入国します。
ETASの登録は代行サービスがおすすめで、私も数百円で代行してもらった記憶があります。
なぜこんなに安いのかですが、航空会社システムを使って一括で登録してもらえるので、破格の値段になるというわけです。代わりに万が一情報を間違えて登録したままだと、渡航すらできません。
オーストラリアで働きたい場合や3ヶ月以上留学する場合はビザの申請が必要です。
オーストラリアの場合は指定校でなければ、学生ビザを取ることができません。
なお、最低でも以下の3つを満たしている必要があります。
・留学先がオーストラリア政府の認定校であること
・OSHC(海外留学生保険)に加入していること
学生ビザの場合はあくまでも勉学が第一です。ですので、週20時間までしか働くことができません。
取得してしまえば、制限が少なく比較的自由なビザになっていますが、有効期間は1年間です。
このため、オーストラリアで長く働きたい場合は年齢等で引っかからないのであれば、
学生ビザからワーホリビザに切り替えるのが良いといわれています。
取得には一定の条件があります。
・帰りの航空券を持っていること、必要な資金を持っていること(資金証明は不要)
・ビザ発行後1年以内に渡豪できること
メリット・デメリット
では、これまでのメリット・デメリットを整理してみます!
オーストラリアの豆知識
歴史やチップの話など、その他のオーストラリアの情報について紹介していきます。
基本データ
国旗:
英国連邦の名残でイギリスのユニオンジャックが左上に書かれた国旗になっています。国旗の右側には南半球で主に観測される南十字星が描かれています。
首都:キャンベラ
面積:7,692,024 ㎢(世界第6位)
歴史:
オーストラリアがもともとイギリスの囚人たちの流刑地となっていた話は有名ですが、現在も約10人に1人はかつての囚人の血を引いた子孫が暮らしています。しかし、彼らは囚人であると同時にオーストラリアの建国者でもありました。何もない過酷な環境で0から国を作り上げたのです。子孫は囚人を祖先に持つことを誇りに思っており、むしろ名誉なこととされています。詳しくはシドニーのハイド・パーク・バラックス博物館に足を運んで確認してみてください。この博物館は珍しく日本語の案内もあるので、英語に自信のない方でも安心ですよ。
政治体制:
立憲君主制と連邦制をあわせた形態です。名誉職としてオーストラリア総督がイギリス国王の命令を受けて、統治しているという形を取っています。このため、公式にはイギリス国王がオーストラリア国王として国家元首とみなされます。しかし、実質的には首相が最高権力者として国を治めるという複雑な体系です。
地方行政区分:
6つの州と首都キャンベラなどの特別地域からなっています。ダーウィンは北部準州の州都になっています。アボリジニが追いやられた悲惨な過去が関連しています。オーストラリアの博物館などではよくアボリジニ問題が展示のテーマになっているので、興味のある方はぜひメルボルン博物館を訪れてみてください。
気候:
内陸部は砂漠気候で、北部は一部熱帯、沿岸部は温帯が広く分布しています。面積的な割合としては圧倒的に砂漠地帯が多いです。
言語:
公用語は英語です。
先住民族の言語は過去の迫害によって話者が激減しており、絶滅の危機にあります。
オーストラリア英語の特徴:
旧宗主国(植民地時代の支配国)であるイギリスの影響を大きく受けており、表記等はイギリス英語に倣っています。発音に特徴があり、「ei」を「ai」と発音するのが特徴的です。
宗教:
キリスト教が64%を占めており、多数派ですが、近年無宗教の人も増えています。
治安:
良好です。危険地帯もほとんどありません。
チップ:オーストラリアは原則チップは不要です。
ただし、高級料理店や高級ホテルなどではチップが当たり前のところもあります。わたしもシドニーで1食1万円を超える高級料理店に行きましたが、そのときは目安とされている5〜10%をチップとして支払いました。
なお、クレジットカードでの支払いが一般的なので、例えば100ドルの料理であれば、自分でお代のところに105ドルと書いてカード会計をします。カードなのにチップがあるって変な感じですが…。
まとめ
今回は語学留学先としてのオーストラリアについてご紹介しました。
自然が豊富で日本からも近いオーストラリアは旅行先としてもおすすめです。留学に行くか迷っているという方は一度実際に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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